タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、案外女神も楽しい【のび太の日本誕生】

79話 サーベルタイガーの生贄 ページ42

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クラヤミ族が何やら不気味な呪文を唱えている。

私ゃ耳がイカれそうだよ。

さっきギガゾンビに攻撃しようとしたら23世紀の力であっさりやられたよ。電流で。←

それからも抵抗しまくってたらかすり傷いっぱいできた。大人しくしてろだってさ。

花嫁にしたいんなら丁寧に扱えや。なるつもりないけど。←

そして、下の方にはドラえもん達が吊るされている。

生贄になるらしい。こいつから離れてアイツら助けに行きたいんだけど、逃げられないように両端に見張りがいます(白目)

ギガゾンビ「ギィガァァァ！」

『こんなことして、ほんっと悪趣味』

聞こえないように呟いた。

遠くでドラえもんたちが話している。耳をすませば若干聞こえる。

しずか「まさかドラちゃんまで負けちゃうなんて…それに、瑠璃さんが…」

ドラえもん「面目ない…」

ジャイアン「肝心な時に役に立たないんだよなぁ」

スネ夫「うんうん」

……辛辣。←

ドラえもん「だから謝ってるだろ！」

ドラえもんが叫ぶと、何かが開く音がした。

…お腹を空かせたサーベルタイガーだ。

アイツらを食わす気だ。

早く、阻止しないと…。

しずか「食べられちゃうの！？」

ジャイアン「何とかしろよドラえもん！」

ドラえもん「無理だよ！」

スネ夫「ママー！！」

周りを見ると、ヤツらはあっちに夢中だ。

今なら行けるかもしれない。

ギガゾンビ「ふふふふ…無駄な足掻きはやめろ。お前たちは闇の精霊に捧げる生贄となるのだ」

サーベルタイガーが4人に近寄る。

サーベルタイガー「ガォォォ！！」

「「「「ひぃぃ！！」」」」

スネ夫「食べるならジャイアン！グルメならジャイアン！」

ジャイアン「このやろう！」

いつ行くか…今？どうせならギガゾンビにも一撃与えたい。←

しずか「もうダメ！」

ドラえもん「最後まで諦めないで…！」

ギガゾンビ「やれぇぇぇい！」

サーベルタイガーが武に向かう。

ドゴッ！

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