タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、案外女神も楽しい【のび太の日本誕生】

60話 恋って怖いねぇ〜← ページ23

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？？？「なんというザマだ！常闇の宮を完成させるには、まだまだ奴 隷を集めねばならぬ。そのためにお前をあの猿共につけてやったのだぞ？」

低く恐ろしい声が怪しい部屋に響く。

ツチダマ「お、恐れながら…”ギガゾンビ”様…！ヒカリ族に強い味方が現れたのです！精霊大王ドラゾンビと名乗る、タヌキの化け物でございます！」

ツチダマは声の招待、ギガゾンビに必死に先程の出来事を訴える。

ギガゾンビ「何…？ドラゾンビだと…？精霊大王だと…？そやつの力がこの私より上だというのか…！」

ギガゾンビは、ドラゾンビという名を聞くと怒りに震え始めた。そこへツチダマが続きを言う。

ツチダマ「め…滅相もございません！！それと、あと一人…」

ギガゾンビ「まだいるのか！」

ツチダマ「はい…。正義の女神テミス…。彼女もまた厄介です…！妙な呪文を唱えて次々と猿共を倒していきました…。ドラゾンビ以上に危険な存在かと…ですが！とてつもなく美少女でした！」←

最後、よく分からない…いや、今の雰囲気に適さないことを言ってしまうツチダマ。

だが…、

ギガゾンビ「正義の女神テミス…。厄介だが美少女…。嫁にでもしようか」←

こちらもダメみたいだ。

ツチダマ「え！？ギガゾンビ様本気ですか！？」

ギガゾンビ「だまれ役立たずめ！！」

突然ツチダマに攻撃するギガゾンビ。そんなにテミスを取られるのが嫌なのだろうか…。恋心とは恐ろしいものだ。←

ツチダマ「ギガァァァ！！理不尽ですよギガゾンビ様ぁぁ…！」

…あぁ、なんて可哀想なツチダマ…。まさかこんな形で一生を終えてしまうなんて…！！(演技に熱中しすぎてるナレーター風←)

ギガゾンビ「良いか！ドラゾンビとやらを見つけ出し、私の前に連れてくるのだ！」

ツチダマ達「「「「はっ！」」」」

ギガゾンビ「そ・れ・と！テミス様を連れてくることも忘れずにな！」←ちゃっかり様付けしてる

ツチダマ達「「「「は、はぁ…」」」」

残りのツチダマ達は消えていった。

ギガゾンビ「地の果てまで追い詰め、八つ裂 きにしてくれるわ…！そして…、テミス様と華やかな結婚式をあげるのだ…！(( ﾟ∀ﾟ)ｳﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼」←

…恋をすると誰でもキャラ崩壊するのだろうか。いやはや、恐ろしいものだ。←

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