タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、案外女神も楽しい【のび太の日本誕生】

57話 手当とお手伝い ページ19

ククル「動いたらダメだよ。すぐ手当するから」

『ありがと』

私がそう言うと、ククルは微笑んで家族のところに行った。

ククル「薬草頂戴！」

ククル父「ほら。丁寧に手当するんだぞ？」

ククル母「これは布よ。薬草を挟んでこれで巻けば出血も泊まると思うわ」

ククル「ありがとう！じゃあ行ってくる！」

ククル母「待って。ククル、頑張りなさいよ？」ﾆﾔﾆﾔ←

ククル「へっ…//気づいてたのかよ！//い、行ってきます！」



ククル母「あの子にも春が来たのねぇ…」←

ククル父「ククルなら大丈夫だろう」

ククル母「そうね。それにしても、あの子結構な美人さんじゃないかしら？」

ククル父「あぁ。テミス様は美しいな」



しばらくするとククルが戻ってきた。

ククル「瑠璃！お待たせ！」

『おう』

ククル「これ、布でくるめばいいだけだって。ちょっと足出してくれる？」

『あぁ』

私が足を出すと、ククルは器用に布をまいていく。

『アンタ、器用なんだな』

ククル「そ、そんなことないよ…//ほ、ほら、終わったよ！」

ククルは少し顔を赤らめながら言った。

『ん。本当にありがとう』

ククル「うん！」

ククルには助けてもらいっぱなしだ。私に何か出来ることは…。あ、そうだ。

『あ、それと…お礼と言ってはなんだけど、アンタの家の仕事、手伝わせてくれないか？』

ククル「え、でも…瑠璃は怪我してるし…」

『私が手伝いたいんだ』

ククル「……わ、分かったよ！じゃあ、父さんたちのところ行こう！」

私の必死の願いが伝わったのか、ククルは観念したように言った。

『ありがと！』

手を繋がれているのは気のせいだと思いたい。←

ククル「父さん、母さん。瑠璃さんが僕達の家の仕事を手伝いたいって」

ククル父「本当ですか？テミス様」

『テミス様じゃありませんが、手伝ってもいいですか？』

ククル母「もちろんです！」

ククルの両親はとてもいい人だな。

『じゃあ、お願いします』

ククル父「わかりました」

そのあとは、屋根の修理をしようとしたらククルに止められ、斧出来を切ろうとしたらこれまたククルに止められ……。

危ない仕事はやらせてくれなかった。←

ククル母「あの子もやるわねぇ」←

こんなことをククルの母さんが言ってたのは多分一生わからないと思う。


=====
いや〜、この2人(ククルと夢主)いい雰囲気ですねぇ〜笑←

書いてるこっちのニヤニヤが止まりません。←キモイ

あぁ〜、早くくっつけたいぜ…

番外編『NGシーン』※キャラ崩壊注意→←56話 ククルの両親が何やら話しているらしいぞ。私はなんのことか全然わからないが←

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