タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、案外女神も楽しい【のび太の日本誕生】

55話 原始人は強い ページ17

ククル「瑠璃は、女の子なんだよ…？強がってたって、女の子なんだ。1人で解決しようとしないでよ。僕を…僕を、頼ってよ」

ククルは悲しそうな顔をして俯いた。

『アンタ、そんなこと思ってくれてたんだな。ありがとう。そうだな。私だって女だもんな…でも、女だって守られてばかりじゃいられないんだ』

ククル「でも、僕1回も瑠璃のこと守ってない」

少し拗ねてしまった。

『何言ってんだよ。アンタ、あん時私が泣き止むまでそばにいてくれたじゃないか。それに、暗闇族の攻撃からも守ってくれた』

ククル「……！」

『…じゃあ、アンタのこと頼っていい？』

ククル「も、もちろんだよ！」

ククルは嬉しそうに頷く。

『この足の怪我なんだけど、よく効く草とかない？』

ククル「怪我に聞く草なら、父さんが知ってるよ！」

『本当か？足の手当をしたいんだけど、救急セットなくて…』

ククル「救急セット…？ま、いいや！じゃあ、父さんのとこ行こう！」

『ありがとう』

私はそのまま歩こうとするが、ククルに手を掴まれた。

『…なんかあったか？』

ククル「……の、乗っていいよ」

ククルは私の前で座り、いかにもおんぶしますよポーズでいる。

『…それは、私をおぶってくれると言ってるのかい？』

ククル「うん」

『ダメだダメだ。私重いんだからな。アンタ、潰れるよ』←

ククル「瑠璃は重くないよ！とにかく乗って！」

『はいはい；じゃあお願いします』

半分強引にだが、ククルの背中に乗せられた。

今思えば原始人だから多少重くてもいけんのか…。原始人、強い。←


=====
お久しぶりです！

無事、テストは終わりましたよ！(色々と)

なんか、お気に入り増えててびっくりしました！これからもよろしくお願いします！

ククルとの絡み、めっちゃ入れた 笑

そして、ククルの口調迷子…笑

56話 ククルの両親が何やら話しているらしいぞ。私はなんのことか全然わからないが←→←54話 『最近ククルとの絡み多くないか？』ククル「仕方ないよ。作者がそうしてるんだからさ…」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す