タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、私はそんなやつじゃない【のび太の日本誕生】

43話 光族と暗闇族 ページ49

細い道を、光族と暗闇族が歩いていた。

光族の長老であろう老人が、膝から崩れ落ちる。

光族「長老！」

長老「先に行け、わしに構うな…」

暗闇族「何をグズグズしている！立て！」

長老の周りに人が集まる。それを見た暗闇族が、長老の前へと歩み寄り、怒鳴った。

光族「お願いです！少し休ませてください！」

光族の女性が必死で頼むが、暗闇族は聞き入れようともしない。

暗闇族「黙れ！」

光族「うっ！」

石槍で女性を突き飛ばした。

光族「もう我慢ならん！おりゃあ！」

光族の男が暗闇族の一人を殴る。

光族「みんな！」

「はあっ！」「てりゃ！」

「お前はもう…死んでいる」←「何っ！？」←
「あたたたたたたたたたたホワッチャァ！」←

…北斗の拳の誰かがいたのは、きっと気のせいであろう。

光族の男達が暗闇族に向かっていく。

？？？＜ギィィィガァァァ！＞

何者かが叫ぶ。

暗闇族「ツ、ツチダマ様、なにか御用で…」

ツチダマ＜手向かう者歯向かう者、殺して先を急げ。常闇の宮への道はまだ遠いぞ！＞

ツチダマと呼ばれた謎の物体(←)が、暗闇族に命令を出す。

暗闇族「へ、へぇ！」

暗闇族は跪き、一礼した。

暗闇族「退け！」

暗闇族は光族に迫る。そして、石槍を地面に突き刺す勢いで叩きつけた。

光族「やれるものならやってみろ！」

暗闇族「うらぁぁぁぁ！」

暗闇族が光族に攻撃しようと石槍を持ち、迫ってきたその時……。

ドーーン！

何かが地面に落ちた。

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