双子はただの高校生？ (ページ14)

今日:18 hit、昨日:4 hit、合計:7,731 hit

10 ページ14

「はー、とりあえずここなら大丈夫だろ」

あのあと曲がり角を曲がり急いで排気口やパイプを使い建物の上へと避難

『誰だったんだろ』

「さぁな」
さっきの人なかなかに迫力あったなあんな全力で走ったの久しぶりな気がする
だがコンビニの視線といい今日はついてない気がするいやあの視線の張本人がさっきの人のものかもしれないな

？「どこ行きやがった！！」

『「！！」』
来た!!ってかまだ探してたのか
さっきのやつがまた現れたどうやら自分達がいる建物の下にいるようで煉と息を潜める

？2「海瀬、少し騒ぎ過ぎた近所のカタギに通報されるぞ」

あれ、この声

『？』

煉「どうした」

『何か聞き覚えある声な気がする』

煉「はぁ？」

間違っているかもしれないだがもしかしてと思い少しスマホを覗かせシャッターを切る

ﾊﾟｼｬ

『わ!!』

しまったシャッター音とフラッシュが付いたままだった
煉「バカ野郎」

海瀬？「あ゛？今何か光ったすね、そこかぁ？」

煉「逃げるぞ!」

マズイ、マズイ、頭の中で赤信号がなりながら最後の頼みと言わんばかりに取った写真を見る

そこに写っていたのは

金棒を持った男と

『国生さん！！』

煉「は？」

『ほら！見てよこれ国生さんでしょ！』

煉に写真を見せると驚いた顔で

「本当だ」

『降りても大丈夫じゃない？』

「、、、降りたら俺の後ろにいろよ」

そういうわけで下に降り2人に近くと姿がはっきり見えてきた

海瀬？「おい、止まれ、兄貴こいつら知り合いですか？」
海瀬？さんは警戒しているようで金棒をこちらに向けてくる
国生さんはまだ誰かわかっていないようでこちらも警戒している

ああそうだ
『煉、フード、フード』

「ああ」

2人で被っていたフードを取ると国生さんは驚いた顔をしていた

国生「なっ！お前らだったのか?!」

『あはは、お久しぶりです』

煉「久しぶりです」