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『それは、説明できないということではなく?』
フ「な、何をいうんだA、僕は君たちに説明する必要がないと言ってるだけであって、、、」
ヌ「待ちたまえ、フリーナ被告。君が置かれているこの状況を、今一度理解していただきたい。
法廷では、審判そのものがすべてのものよりも
優先されなければならない、、、神である前に、
君は本日の「被告人」なのだ。」
ヌ「審判の規則に従い、己の把握する情報を
正しく述べることができないのであれば、
状況は君にとって非常に不利なものとなる可能性が高い。」
フ「くっ、、、そんな口実を使うなんて、、、」
フリーナちゃんは悔しそうな顔をした。
ヌ「口実などではない、フリーナ被告。
これはあらゆる者が尊重すべき、法廷の規則だ。」
フ「、、、、、、」
パ「つまり、タルタリヤが有罪判決を受けた理由も、
さらに「諭示裁定カーディナル」の構造と原理すら、実際おまえは分かってないってことだな、、、
お前が言ってた「神の業」だって、実は
「本当の水神」が成し遂げたことなんじゃないのか?」
フ「「本当の水神」?そんな者、いるわけないがだろう、、、
僕は確かに「公子」の件の理由を詳しくは把握していない。
「公子」の有罪判決は、諭示機が一方的に下したものさ。あれは生み出されて以来、ずっと独立して
機能し続けてきたんだから、、、」
(2024/04/19)
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夜月(プロフ) - 弓月有無%さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!復帰したのでできるだけ早く物語がすすめられるように頑張ります。 (4月13日 20時) (レス) id: 41ef316e23 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!フォンテーヌやファデュイの作品はあまりないので出会えて迚も嬉しかったです!物語も何度も読み返す程、面白くて大好きです。全体的にめちゃ好みで読み進めるのも凄く楽しかったです!!是からも応援しております (4月1日 0時) (レス) id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜月 | 作成日時:2023年12月1日 19時