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ヌ「A殿は、、、そうだなひとまず観客席へと座るとよい。」
ヌヴィレットさんに言われた通り、私は観客席へと向かった。
リネット「A、私の隣が空いてる。」
『じゃあそこに座らせてもらおうかな。』
フ「審判が始まる前に、一つ聞かせてくれ、、、
僕をここに送り込むために、キミたちは一体どれほどの準備をしたんだい?」
パ「それは、、、あの日会議をしてから、、、
確かにずっと色んな準備をしてきたな、、、」
ナ「あたしたち棘薔薇の会の任務が一番簡単で、
さほど大した準備もしなかった、、、
先に言わせて。」
ナ「棘薔薇の会のナヴィア、、、」
ナ「今朝、歌劇場で騒ぎを起こしたのは、
ほとんど棘薔薇の会のメンバーだったのよ。
彼らは変装して、観客として会場に潜り込んだ。
そして機を見計らって、、、あんたを非難するよう、
民衆を扇動したの。」
ナ「「予言の危機」を前に、民衆の神への不満は
溜まりに溜まってた。導火線さえあれば、
爆発させるには十分だったよ。」
ナ「あたしたちが知る限り、ああいう状況に直面したあんたは、きっと一人で逃げて、こっそりポワソン町にいくはず。」
ナ「だから、そこにも別の者を待機させた、、、」
フ「あの時の追手も棘薔薇の会の者だったというわけか、、、」
(2024/04/14)
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夜月(プロフ) - 弓月有無%さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!復帰したのでできるだけ早く物語がすすめられるように頑張ります。 (4月13日 20時) (レス) id: 41ef316e23 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!フォンテーヌやファデュイの作品はあまりないので出会えて迚も嬉しかったです!物語も何度も読み返す程、面白くて大好きです。全体的にめちゃ好みで読み進めるのも凄く楽しかったです!!是からも応援しております (4月1日 0時) (レス) id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜月 | 作成日時:2023年12月1日 19時