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271. ページ14

「そんな、、、!水神が人間との決闘で
投降するなんて、、、?」





「何だか、、、ちょっと情けなくない?」




「フリーナ様、、、どういうことですか。」





フ「しーっ、、、」


フ「些か誤解があるようだね?両手を挙げるサインは、
必ずしも投降を意味するわけじゃない、、、」





パ「どうせまた言い訳じゃないのか?」



フ「今回僕が手を挙げたのは、決闘などもう必要ない、
「審判に向き合う」と決めたからさ。」






フ「今までずっと、何かを避けてきたことは認めよう。

ポワソン町の人々を守ってあげられなくて、
申し訳ない、、、僕は審判を受けてしかるべきだ。

失望したのはキミたちだけじゃない。
僕も、自分自身に失望している。」




 
フ「ふぅ、、、_____でも、今こそ水神として、
勇気と決意を見せる時だ!


この僕フリーナが、審判で本当の意味の

「正義」をキミたちに見せてあげよう!」





フ「さあ、、、喜び!歓声を上げたまえ!

この歌劇場で、想像もつかない幻想的な展開があるだろう!」





フ「フォンテーヌの舞台を色濃く彩る、心打つ一幕___

神フォカロルスへの審判が、まもなく幕を開ける!」





「おおおぉ__________!」





「歴史が動く瞬間をみられそうだわ!」





ヌ「はぁ、、、」




こうも簡単に水神への疑いの目がなくなるなんて、、、


フリーナちゃんは言葉選びが上手い。




パ「またあいつに主導権が戻ったみたいだな。
フリーナのやつ、やむを得ず審判を受けさせられるのに、、、


表現はちょっと大げさだったけど、
今回のフリーナはきっと本気なんだよな?」





フ「それで、、、僕の相手は?」



ヌ「告発人よ、前に出たまえ、、、」



蛍ちゃんが前へと出た。




蛍「はい。」





フ「ほう、なるほど、、、いいだろう。
キミは告発人であり、見届ける者であり、

そして僕の運命の相手でもあるということか。

しかしAが告発人側じゃなくてよかった。
キミが相手だと僕は手加減して負けてしまう所だったかもしれない。」








『、、、、、、』






(2024/04/14)

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夜月(プロフ) - 弓月有無%さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!復帰したのでできるだけ早く物語がすすめられるように頑張ります。 (4月13日 20時) (レス) id: 41ef316e23 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!フォンテーヌやファデュイの作品はあまりないので出会えて迚も嬉しかったです!物語も何度も読み返す程、面白くて大好きです。全体的にめちゃ好みで読み進めるのも凄く楽しかったです!!是からも応援しております (4月1日 0時) (レス) id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月 | 作成日時:2023年12月1日 19時

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