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269. ページ12

パ「えっと、そう心配するなよ。ヌヴィレットが緊急対策を講じたから、今回は大丈夫なはずだぞ。」




フ「うん、、、そうだといいけど、、、」





フリーナちゃんは私に抱きつきながらもパイモンちゃんへ言った。





フ「でも、ポワソン町のみんなは、、、もう、、、」




____________


フ「ごめん、A。
もう大丈夫、ありがとう。」




『ううん、大丈夫。』


そう言ってフリーナちゃんは抱きついていた腕を離した。


フリーナちゃんは少し落ち着いたようだ。




フ「、、、そう、この数百年、、、僕は予言についてずっと調査し続けてきた。」





フ「僕の情報網はすでにテイワット大陸に行き渡っている。色んな方法を試し、フォンテーヌの海面が上昇しないよう、守ろうとしていた、、、」




フ「しかし、どれも役には立たなかった。何年も前に、
身をもってこの事実を知ったんだ。」







フ「「天理」を敵に回してはならない。
「予言」にある情景は、、、いつか必ず起きる。」





蛍「それでも、、、」






フ「諦める?あぁ、、、なんと素晴らしい響きだろう。
それはようやく運命を受け入れられることを意味し、、、解放を意味する。」





蛍「でも、希望が潰れるって意味でもある。」






フ「ああ、僕は何度も諦めようとした。特にフォンテーヌがポワソン町を失いかけてしまった後はね、、、」





フ「運命は本当に理不尽で、規則など従ってくれない。
まだ予言は始まったばかりだと言うのに、
もうあれだけの命を奪ってしまったなんて。」



フ「でもついさっき、分かった。
人々の代わりに運命を受け入れる資格なんて、

僕にはないんだ。」






フ「最後の瞬間が来るまでは、、、まだ遅くない、、、」




フ「安心してくれ。僕は、、、僕はみんなのために、

希望を最後まで残しておくよ。」




フ「、、、、、、」




フ「おやおや、、、その、僕はただ、たまには悲劇的なキャラクターを演じてみたいと思っただけだよ。

やっぱり高貴な僕には似合わなかったかな?
フフフッ、、、」




フ「今言ったことはあまり気にしないでくれたまえ。
僕にかかれば、フォンテーヌが予言如きに左右されることなどないだろうからね。」




パ「さっきのがお前の本心だったくせに、、、」



そろそろ時間が足りなくなってくる、、、。



蛍「フリーナ、、、他に何を知ってるのかは分からないけど、、、」


(2024/04/13)

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夜月(プロフ) - 弓月有無%さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!復帰したのでできるだけ早く物語がすすめられるように頑張ります。 (4月13日 20時) (レス) id: 41ef316e23 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!フォンテーヌやファデュイの作品はあまりないので出会えて迚も嬉しかったです!物語も何度も読み返す程、面白くて大好きです。全体的にめちゃ好みで読み進めるのも凄く楽しかったです!!是からも応援しております (4月1日 0時) (レス) id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月 | 作成日時:2023年12月1日 19時

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