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268. ページ11

蛍「もう無理しないで、フリーナ。」




フ「そんなこと、、、僕は、、、」




「おい!あそこだ、水神があそこにいるぞ!」



「ついてこい!早く!」



今声をあげた人たちがフリーナちゃんの方へと向かってくる。






パ「えっ、、、!あいつら、おまえを探しに来たみたいだぞ、フリーナ、、、!」






フ「、、、そ、そうだろうね。きっと僕に会いたくても

アポが取れない熱狂的なファンかな!」





フ「こんなのはルール違反だよ。許すわけにはいかない、、、!行くよ、A!」





『えっ!?』



フリーナちゃんは私の腕を掴みながら走った。




パ「あっ、逃げちゃうのかよ。フリーナ!
しかもAも連れて!!」





『フリーナちゃん、ちょっと、、、!』





フ「しーっ!」




途中私たちは物の後ろに隠れたりしながらも
追手から逃げた。





パ「、、、たぶんここだよな。おい!フリーナ!」




パ「ここに隠れるのにうってつけの部屋があるぞ。
あいつらに追いつかれる前に、早く入れ!」







フ「えっ、、、何?ここって、、、」





パ「早く!もう来ちゃうぞ!」




『フリーナちゃん、行こう。
少なくとも走り回って体力がなくなったときに

捕まるよりもよっぽどいい。』






フ「A、、、わかってる。

悪くないアイデアだ_____キミたちの知恵を讃えよう!
すぐに行く!」




私達は部屋の中へ入った。




パ「はぁ、、、はぁ、、、ふぅ______疲れた、、、」





フ「はぁ、、、はぁ、、、本当に疲れたよ。
捕まるかと思っ、、、」




フ「あっ、いや、、、あいつらの情熱に負けるところだった。
ハハ、、、」





蛍「ここは遮音性に欠ける。」




フ「えっ、、、ああ。」



パ「よしよし、いい子だな。」




パ「わわわっ______!?」




急に部屋が揺れた。



フ「どうしたんだ?今の振動、、、地震か?」





蛍「また何かの災害かも。」




パ「うんうん。ポワソン町の時も、似たような地震があったもんな。」





フ「まさか、、、また、、、」




『大丈夫だよ、フリーナちゃん。』



フ「A、、、」



フリーナちゃんは私に抱きついてきた。





『フリーナちゃん?』




フ「、、、もう少し、このまま。」




、、、信用してくれてるってことでいいのかな。
(2024/04/13)

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夜月(プロフ) - 弓月有無%さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!復帰したのでできるだけ早く物語がすすめられるように頑張ります。 (4月13日 20時) (レス) id: 41ef316e23 (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無%(プロフ) - コメント失礼致します!!フォンテーヌやファデュイの作品はあまりないので出会えて迚も嬉しかったです!物語も何度も読み返す程、面白くて大好きです。全体的にめちゃ好みで読み進めるのも凄く楽しかったです!!是からも応援しております (4月1日 0時) (レス) id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月 | 作成日時:2023年12月1日 19時

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