DSドリームの手記 ページ18
俺はその日、少女にであった。
少女は、とても可愛らしかった。だが、それ以上に、
__目が曇っていたんだ。
俺のことをこの世のものではないなにかと錯覚するような、怖いものはないと言うような、自信と狂
気、優しさに満ち溢れていて、曇らないと成り立たないとでも言うように美しい目をしていた。
そんな子供とは思えないような少女に目を奪われ。俺は無意識のうちに声を溢してしまった。
その小さな聞こえていたらしく、俺はあわてて声を続けた。
その子の声は、ソプラノトーンの少女がおおいなか、落ち着いた低い声をしていた。
反応はどれも子供としては思えないほどに丁寧で、少女の親が怖くなった。
おそらく親のせいだろう、体には見え隠れするアザが何個もあった。
可哀想だと感じた俺は、少女を保護することを選んだ。
……いや、正確にはそれしか頭になかった。
少女の動作すべてが、何もかもが人形みたいに冷たかったからだ。
出来ることなら、孤児院に引き取ってもらうよりも俺が育ててあげたかったが、仕方なかった。
少女は孤児院でもずっと変わらなかった。
ずっと、ずっと冷たいままで、どうやったら少女を楽にできるか試したが、どうもならなかった。
だから、決めたんだ。
彼女を孤児院から離し、俺のところで育てよう。
俺は少女のことを愛してやれる。守ってやれる。
少女はもう幸せに生きていいんだ。
だって、なにも悪いことをしてないんだから、
だが、彼女はその前に行ってしまった。
どこかも知らない時間軸に。
行くのはいい。だって、少女が望んだことだ。叶えてあげたい。
だが、安全な所だったときの話だ。
危険なところなんて山ほどあると聞いている。
それに他の時間軸に干渉できるやつもいると聞いている。
もし、少女が……Aがそいつらに殺されでもしたら?
考えるだけで不安で仕方ない。
俺は、Aの肌にあれ以上傷を作りたくない……
ここは時間軸の知名度も低い方だし、安全だ。
やはり連れ戻して、ここで暮らさせた方がいい。
……すまないな。A。
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数学嫌いの人(プロフ) - roniaさん» あらら、今の俺は小6ですね。基礎的な数学ができる (2023年4月25日 3時) (レス) @page1 id: 33468b0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ronia(プロフ) - 数学嫌いの人さん» 案外単純な方法ですよ!それに考えたときの私小六というクソガキですのでね!(今中一) (2023年4月21日 20時) (レス) id: d1c8b1eee1 (このIDを非表示/違反報告)
数学嫌いの人 - あるぇ?鏡の前に立って見たけど、馬鹿だからまじでわからん。チ───(´-ω-`)───ン (2023年4月4日 5時) (レス) @page23 id: 33468b0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ronia(プロフ) - 怜さん» oh…まあ順番変えたりしてたらいずれ解けますよ…多分 (2023年4月3日 18時) (レス) id: d1c8b1eee1 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 鏡が、、N A Iしかもパソコン\(^o^)/オワタ (2023年4月3日 17時) (レス) @page22 id: 10c673e000 (このIDを非表示/違反報告)
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