１１４話 ページ34
翔は玄関を開けて玄関前に出た
ち「はぁ、なんかいい気持ち〜」
ち(今の汐鹿生みたい…)
ち「行ってこようかな…」
ちさきはコップを眺めながら話していた
ち「今日ね光、眠ったままのまなかに一生懸命はなしかけてたの…それはあんまりショックじゃなかったんだ、でも…」
その時、ちさきはあの時の光とまなかの様子を部屋の外からこっそり見ていた美海の事を思い出していた
ち(あんな目、きっともう私はできない…)
ち「体は勝手にふくらんで、なのにいっぱいこぼれ落ちて…大人になるっていろんなもの無くしてくこと？」
翔「あぁ、多分いっぱいなくすよ…でも、無くした分は新しいもので満たせばいい」
そう言うと、スゥスゥと寝息が聞こえて振り向くとちさきは寝ていた
翔「ったく…俺はお前の事を無くす気はねぇ…けど、お前が光の気持ちを失った分は俺が満たしてやる」
ドンガラガッシャーン←
翔「…おい、何してんだA」
たれた顔で翔が音の方を見ると気まずそうな顔をしたAがいた
『あ…えっと〜聞くつもりはなくて、その〜』
翔「お前、いつから聞いてた？」
『…ちさきの¨いい気持ち〜¨あたりから』
翔「ほぼ最初っからじゃねーか！」
翔はAにおもいッきりチョップをくらわせた
『あべしっ！』
痛い！！とかギャーギャー騒ぐAを見た後、翔は懐かしそうな顔をして微笑んだ
翔「…お前たちが戻ってきて良かったよ」
『え？』
翔「俺たちも宙ぶらりんだったからよ、これで俺もちさきも紡も前へ進めるよ」
『前へ…』
Aは、翔をみた後に眠っているちさきを見て難しい顔をした
(こうしてまなかが戻って来たことで５年間ずっと止まっていた私たちの時間がとうとう動き出す…と、その時はそう思っていました、けれど…それから１週間たってもまなかは全く目覚める気配を見せなかったのです)
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なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
