名前 ページ10
続き
これは!クリス先輩が言ってた病気なのか!
倉持「こいつとは同じクラスなんだよ。」
沢村「そ、そうなんすかー。いやー俺は知ってたッスよ!?あはははー。 」
倉持「なにカッコつけてんだよ!!」
沢村「うっ!?」
なんで俺、カッコつけてんだろ。
『話の途中で悪いんだけど、沢村君なんか倉持君に用事があったんじゃないの?』
ん?あ……。
沢村「あぁーー!倉持先輩!早くお昼ご飯買ってきてください!お兄さんが!お兄さんが!」
うっ!もう終わりだ…帰ってきたらお兄さんのチョップが……!?
倉持「うわっ!やべぇ…早くいかねーと。じゃあ行ってくる!」
沢村「ああっ!俺も行きやす!」
倉持「行くなら早くこい!」
沢村「あっはい!」
後を追いながら走ろうとする。
あっ…
沢村「せんぱーい!また会いましょうねー!」
『うん。いってらっしゃい、沢村君。』
ヴァイオリンの先輩に一声かけると沢村君って呼んでくれた!
名前覚えてくれた!!
って……俺、まだ名前聞いてなかった…。
沢村「今度名前を聞けばいいか♪」
倉持「機嫌いいな。気持ちわりぃ、♪とか」
沢村「気持ちわりぃとはひどい!」
倉持「あ?気持ちわりぃもんは気持ちわりぃんだよ!ヒャハハ!」
こうして急いでお昼ご飯を買いに行った。
おまけ
亮介「ねぇ、遅かったじゃん。どういうこと。沢村。」
お兄さん達のところに戻ったらいきなり言われた一言。
沢村「い、いやー倉持先輩がいなくてー。ずっと探してたんすよー。保健室とか教室まで行ったんすけどねー購買に行ったらやっといたんすよー!」
春市「購買に買いに行ったんだから最初から購買に行けばよかったんじゃない?」
沢村「あ……。」
亮介「沢村ー。歯くいしばれ。」
ニコッとするお兄さん。
沢村「あっあぁ!えーと……」
昼休み終わりのチャイムが鳴ったのと同時に俺の叫び声が学校中に響きわたった。
沢村「うわぁぁぁー!!」
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みるる(プロフ) - mioさん» コメントありがとうございます(*´`)作品を書くとき、読者が泣いたりドキドキしたりするような作品を書こうと意識してるのでそう言ってもらえると嬉しいです! (2015年1月31日 7時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 今日初めて読んだんですが、涙がボロボロ出てきてしまって(笑)誰とくっついてもいいですね! (2015年1月29日 20時) (レス) id: 61c4143b62 (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - EIRさん» コメントありがとうございます(*^^*)感動だなんて……嬉しいです!これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2015年1月21日 23時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
EIR - メッチャ感動です!スゴく面白いです!心がズキズキ痛むんですよ!応援してるので頑張ってください(p^-^)pq(^-^q)更新頑張れっス!!フレッフレッ! (2015年1月21日 21時) (レス) id: 90b5e39d5e (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - 椎名さん» コメントありがとうございます♪アドバイスもくれて嬉しいです!これからは辞書で言葉を確認して書いてみます。 (2015年1月17日 12時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるる | 作成日時:2014年12月6日 23時