気まづい ページ25
元彼、一也………じゃなかった…御幸君とぶつかってしまった私。
どうしよう……気まづい…
声かけたほうがいいのかな?
うーん……試合勝ったからおめでとうとか…
でも、まず立とうかな!
御幸君が差し出した手を無視して自分で立とうとした。
だって手を握られるなんてもっと気まづいし……
御幸「せっかく人が手を差し伸べてるんだ。握れよ…」
グッと私の腕を引っ張って立ち上がらせてくれた御幸君。
『あ、ありがとう……ございます?』
御幸「なんで疑問系なんだよ!しかも、敬語って(笑)」
『もう!いいでしょ!笑うなんてひどいよ!』
御幸「はっはっは!」
『クスッ………あっ』
御幸「あー、まぁ……気をつけろよ…じゃあな」
さっきまで目を見て話してくれたのに視線を逸らされ、人混みの中へ入っていった御幸君
やっぱり普通に話すのも無理か………。
自分も気づいた。さっきまで話してたのに急に「もうこの人は彼氏じゃない、浮気されたんだ。」って頭の中で考えてしまった。
そういう自分がいたんだ。きっと御幸君のこと好きでも付き合うことなんてできないのかもなー。
引っ張られた腕を優しく撫でながらそんなことを考えてた。
?「あの!」
トンと肩を急に叩かれた。誰だろう……
振り向くと
若菜「Aさんですよね?これから時間ありますか?」
さっきの綺麗な女の子だった………なんだろう?
『あっはい……えーと…』
若菜「私は栄純…沢村栄純の幼馴染みの蒼月若菜です。」
『沢村君の幼馴染みなんですか……』
若菜「はい、えっと…お時間は……」
試合のとき、目を逸らされて嫌われてるのかなーと思ったけど、大丈夫そう?かな…
『大丈夫だよ。どこで話そうか……』
若菜「近くの喫茶店がいいんですけど、ここら辺よくわかんないので連れてってくれませんか?」
『わかりました。それでは行きましょう』
私の後を歩く蒼月さん。よく見ると顔だけじゃなくてスタイルもいいなー……
足長いし…羨ましい……
何分か経って着いた喫茶店。私のお気に入りでここのケーキがすごくおいしいんだよねー
カランカランとドアを明ける。
「いらっしゃいませー」
近くの席に座り蒼月さんと向かい合わせになる。
若菜「ここの喫茶店、オシャレですねー」
キョロキョロしながら店内を見渡す蒼月さん。
『ここのケーキが大好きでよく来るんですよ』
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みるる(プロフ) - mioさん» コメントありがとうございます(*´`)作品を書くとき、読者が泣いたりドキドキしたりするような作品を書こうと意識してるのでそう言ってもらえると嬉しいです! (2015年1月31日 7時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 今日初めて読んだんですが、涙がボロボロ出てきてしまって(笑)誰とくっついてもいいですね! (2015年1月29日 20時) (レス) id: 61c4143b62 (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - EIRさん» コメントありがとうございます(*^^*)感動だなんて……嬉しいです!これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2015年1月21日 23時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
EIR - メッチャ感動です!スゴく面白いです!心がズキズキ痛むんですよ!応援してるので頑張ってください(p^-^)pq(^-^q)更新頑張れっス!!フレッフレッ! (2015年1月21日 21時) (レス) id: 90b5e39d5e (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - 椎名さん» コメントありがとうございます♪アドバイスもくれて嬉しいです!これからは辞書で言葉を確認して書いてみます。 (2015年1月17日 12時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるる | 作成日時:2014年12月6日 23時