お昼ご飯 ページ14
沢村「せんぱーい!」
廊下を歩いてたら後ろからものすごい大きな声が響きわたった。
この声、聞いたことある……ような?
まあ私には関係ないし……
また廊下をスタスタ歩いてたらいきなり肩を叩かれた。
『誰?…………って沢村…君?』
沢村「まだ名前覚えててくれたんすね!?嬉しいッス!」
肩を叩いた犯人は沢村君だった。
目をキラキラさせながら話してる沢村君を見て
『…犬?』
沢村「え!?」
あっ声に出してたのか…
『いや、なんか沢村君って犬みたいだなーって』
沢村「っえ?そうっすか?」
『うん。でも私、犬は可愛いから好きかな 』
沢村「っ!?あ、えっと、俺も犬好きっすよ!?」
急に顔を赤くして焦り出した沢村君。
どうしたんだろう。
『沢村君。顔赤いけど大「あ、あの!」…ん?』
大丈夫って聞こうとしたとき、沢村君が話しかけてきた。
沢村「えっえーと…」
もじもじする沢村君。なんか可愛いな(笑)
沢村「今日は、いい天気っすね!」
………あっ。
『そ、そうだね…。』
なにが言いたかったんだろう。
沢村「こんな天気のいい日は屋上でお昼ご飯食べたいですねー。」
えっと………
『じゃあ一緒にお昼ご飯食べる?』
沢村「っ!いいんですか!!」
『私は構わないけど……』
沢村「行きましょう!行きましょう!」
また目をキラキラされてる。ほんとに可愛いなー。
『うん!』
沢村「じ、じゃあ俺が迎えに行くので先輩はここで待っててください!」
『うん。ありがとう。楽しみにしてるね!』
誘ってくれたんだもん。最後は笑わないと!
誘ってくれたお礼の気持ちとして最後は微笑んだ。
沢村「あっ……えっと、失礼しやす!」
『あっちょっ!って行っちゃった…』
沢村君は顔を赤くして口をパクパクさせなが廊下を走っていた。
犬だね……
あーあ、楽しみだなー。
私と沢村君のやり取りを悲しい顔で見てた人がいたなんて誰も気づかなかった。
御「…………。」
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みるる(プロフ) - mioさん» コメントありがとうございます(*´`)作品を書くとき、読者が泣いたりドキドキしたりするような作品を書こうと意識してるのでそう言ってもらえると嬉しいです! (2015年1月31日 7時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 今日初めて読んだんですが、涙がボロボロ出てきてしまって(笑)誰とくっついてもいいですね! (2015年1月29日 20時) (レス) id: 61c4143b62 (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - EIRさん» コメントありがとうございます(*^^*)感動だなんて……嬉しいです!これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2015年1月21日 23時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
EIR - メッチャ感動です!スゴく面白いです!心がズキズキ痛むんですよ!応援してるので頑張ってください(p^-^)pq(^-^q)更新頑張れっス!!フレッフレッ! (2015年1月21日 21時) (レス) id: 90b5e39d5e (このIDを非表示/違反報告)
みるる(プロフ) - 椎名さん» コメントありがとうございます♪アドバイスもくれて嬉しいです!これからは辞書で言葉を確認して書いてみます。 (2015年1月17日 12時) (レス) id: 6d34c9cec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるる | 作成日時:2014年12月6日 23時