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貴方side
先ほどから 私に向かって好き好き言ってる あのピンク頭は、花巻。
私がどんなに冷たくあしらっても、
めげることなく 同じ言葉を投げかけてくる。
そりゃもう毎日。
何でなんだか。
「ていうか、ここ、寒っ… 。」
自分のいる、自分の教室が、
笑えないレベルで寒い。
一月中旬、そしてここは宮城。
寒くないはずがないんだけど。
窓の外では、ほろほろ、大粒の雪が降っている。
「なーーあーーー、
とーよーしーまー。」
まだ言ってたのか、←
「おい花巻 席着け。本鈴聞こえなかったのか。」
担任の高田てぃー。←
いたんだね。←
「うえーい ざまあ〜ww」
「豊嶋もうるさいぞ。」
あ、てへ←
「ブッ…ww」
花巻のやつ、、笑ったな…。
…ていうか、
ほんっっとに…、
「せーんせー!寒い!」
「豊嶋、おま、俺がスベったみたいに言うな…。」
ドッと笑いが起きたけど、
私を見る花巻の熱っぽい目と、視線が絡んで
それどころじゃなかった。
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作者名:ぐれふる。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1ce09e70fb1
作成日時:2017年1月27日 7時