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#4 ページ4

貴方side







先ほどから 私に向かって好き好き言ってる あのピンク頭は、花巻。









私がどんなに冷たくあしらっても、








めげることなく 同じ言葉を投げかけてくる。








そりゃもう毎日。






何でなんだか。







「ていうか、ここ、寒っ… 。」






自分のいる、自分の教室が、






笑えないレベルで寒い。







一月中旬、そしてここは宮城。






寒くないはずがないんだけど。







窓の外では、ほろほろ、大粒の雪が降っている。







「なーーあーーー、



とーよーしーまー。」







まだ言ってたのか、←






「おい花巻 席着け。本鈴聞こえなかったのか。」




担任の高田てぃー。←





いたんだね。←









「うえーい ざまあ〜ww」








「豊嶋もうるさいぞ。」






あ、てへ←







「ブッ…ww」







花巻のやつ、、笑ったな…。









…ていうか、






ほんっっとに…、







「せーんせー!寒い!」







「豊嶋、おま、俺がスベったみたいに言うな…。」







ドッと笑いが起きたけど、






私を見る花巻の熱っぽい目と、視線が絡んで




それどころじゃなかった。

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作者名:ぐれふる。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1ce09e70fb1  
作成日時:2017年1月27日 7時

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