イキキル非日常編 ページ33
セレス「では犯人が別人だとしましょう、どうして犯人は男子の部屋なのにシャワールームに鍵がかかっていたのだと勘違いしたのでしょう?」
霧切「犯人はそこを完全に女子の部屋、舞園さやかの部屋だと勘違いしたからでしょうね」
不二咲「じゃあ犯人って部屋の交換を知らなかった人ってこと?」
腐川「苗木以外全員じゃない!」
大和田「じゃあ犯人は誰だっつーんだよ!」
石丸「よーし!とりあえず多数決で決めよう!」
とりあえず!?そんな軽くていいの!?
桑田「とりあえずでいいんだ…」
葉隠「つーかこの状況やばくねーか?リアルな話、誰かなんとかしてくんねーと」
セレス「どんな些細なことでも構いませんわ、どなたか疑問に感じていることはないのですか?」
朝日奈「疑問ならあるよ?そもそも犯人はどうやって苗木の部屋に入ったのかなって」
不二咲「ピッキング?」
石丸「いや、鍵にはピッキング防止加工があったはずだ!」
山田「ふふふ、では僕がお答えしましょう!つまり、来訪者の振りをしてやってきた犯人を舞園さやか殿自らが招き入れたのです!」
苗木「山田くん、舞園さんが自分からドアを開けるなんてことないよ」
山田「…この僕に反論するとはねえ、どうしてないって言い切れるんですかああ!」
苗木「そんなの決まってる…だってそもそも彼女は怯えていたんだよ?そんな彼女が自分からドアを開けるなんて考えられないよ!」
霧切「なら、彼女が怯えていたこと自体嘘だったとしたら?」
全員「!?」
苗木「何、言ってんだよ!そんなことあるわけないだろ!」
霧切「苗木くんにとっては考えたくないことでしょうけど、これを見てもまだそう言える?」
え、嘘……これって……
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えぬん - わわ!こういうの待ってました!とてもとても))面白いです! (2020年6月19日 7時) (レス) id: 5198be7d3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はなゆき | 作成日時:2018年8月14日 23時