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5話 ページ5
side_juri
そうして
俺の高校生活にきょもと北斗が突如登場した。
北斗は俺と違って薬が効きにくい体質らしく
少し学校を休むことはあったが
周りには身体が昔から弱いんだと言って
誤魔化していた。だが
3日ほど休むと課題や連絡のプリントなども少しは
溜まるもので誰か北斗の家へ持って行ってくれ
と言うことになる。クラスは違うが
仲がいいからと少々強引に北斗への届け物
配達員に立候補しヒートの時の北斗へ
お見舞いに行っていた。
きょもも最初は着いて行くよと言っていたが
なんとか言い訳を付けて着いて来ることを
阻止し続けた。
ヒートの時の北斗は
同じΩの俺でさえクラっと来そうになる
独特な色気を纏っていて
Ωと言う性の面倒さを改めて感じさせた。
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作者名：てやんでい | 作成日時：2020年8月4日 1時
