6話 ページ6
side_juri
きょもに
俺と北斗がΩだとバレる時は
高校の間訪れることは無かった。
高三
そろそろ進路を決定しなければいけない時期
俺と北斗は図らずも同じ大学の違う学部を
志望することとなり
きょもは音楽についてもっともっと
深く学びたいんだと言って音大の声楽科を
志望した
この頃くらいだっただろうか
俺がきょもに友達としての「好き」
とは違うベクトルの「好き」を
持ってしまっていることを自覚したのは。
きょもがαだからなのか?と言う
不安もあったがきっとそれは違うんだろうな
となんとなく思っていたし
事実それは正しかった。
そんな
きょもへの恋心を隠しながら
俺はなんとか第1志望の大学へ進学した。
北斗は元々頭が良かったから
余裕の合格だった
きょもも行きたかった音大へ進学した。
これで、きょもとは少し離れるんだな
と思っていたが
たまたま俺たちの大学ときょもの大学は
近くに位置しており
一人暮らしの為に引っ越したアパートの
隣にきょもが引っ越してくる
と言うミラクルが起き
高校の時より物理的に距離が縮まることとなった。
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thhy - 更新待ってます! (2月16日 20時) (レス) @page8 id: 69657aab33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てやんでい | 作成日時:2020年8月4日 1時