81 鏡花の豆府 ページ37
鏡「……」
鏡花は豆腐を食べる
莉「…………」
莉桜はメニュー表をわなわなと見る
貴「……」
真歩はその隣で紅茶を飲んでいる
そう、王様ゲームの最初の命令を実行しに来たのだ
貴「やっぱり、私も付いてきてよかったわ」
鏡「おかわり。真歩お姉様の分も」
莉「ひぇーー!無理無理無理!」
貴「大丈夫よ。私が払うから。莉桜も食べなさい」
莉「流石はマフィア。格が違うね」
貴「確か、次は期末テストね。」
莉「そう。それが終わったら受験に暗殺。真歩ちゃん勉強教えて〜」
貴「私たちはその時いないのよ。今が10月らへんだから2ヶ月はいないわね」
莉「そんなに長い任務に行くの?」
貴「えぇ、早ければ12月の序盤には帰ってくるわ。私の中心任務はタコの暗殺だもの」
莉「そっか〜。真歩ちゃんは人間じゃないって言ったけど、それまで自分のことをどう思っていたの?」
貴「人形。そう思っていた。だけど、今は違う。中也やお姉様に首領。エリス嬢に鏡花ちゃん。太宰に龍ちゃん。そしてE組の皆。あなた達が私を澪田真歩という存在を人間という存在にしてくれてるのよ」
莉「真歩ちゃんは今は楽しい?」
貴「とっても楽しいわ!それに、鏡花ちゃんがこんなにも可愛くてね!」
鏡「真歩お姉様の豆腐まだ?」
貴「鏡花ちゃんが食べちゃっていいのに」
莉「あはは…私いるかな?」
貴「王様の命令は絶対。よ」
31人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真歩(プロフ) - いんぬさん» 返信が大分遅くなりすみません!面白いと思えるように私も頑張ります! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 5612944a86 (このIDを非表示/違反報告)
いんぬ - おや、面白い展開ですね!どうなるのか楽しみです! (2021年9月19日 9時) (レス) id: 3054240f35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜姫 | 作成日時:2021年9月15日 23時