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貴「まだまだ、頑張らなきゃいけない……か。私は、何がしたい?」
弱くなっていても真歩の異能力ですぐに強くなっていた。
貴「……」
キ「真歩、今日もお願い。できるよな?」
貴「はい、仰せのままに」
真歩は人形化していた。そしてその次の日
キ「お前、もういらないわ」
貴「え?」
キ「ここまで強くなったんだ。お前の力を借りなくてももうやっていける。だから、もういらない」
貴「……そう」
こうして、真歩は華を出た
貴(利用されていたのね……これからどうすれば)
真歩は考え事をしながら自分の家に戻った
貴「私は……一体どうすれば」
紅「どうかしたのかえ?」
紅葉がうずくまっている真歩に声をかける
貴「あなたは誰?」
紅「私は尾崎紅葉。お主は?」
貴「澪田真歩。自分の家族を殺し、華を追い出された真歩」
紅「華……あの組織か」
貴「知っているの?」
紅「あぁ、お主はどうして華を追い出された?」
貴「華に……利用された。異能力目当てで……」
真歩は涙を流す
紅「……!」
紅葉は真歩を抱きしめていた
紅「そうか……月の弾幕使いと言われていたのはお主じゃったか。私は真歩を助けたい……どうじゃ?私と一緒に来ないか?」
紅葉は真歩に手を差し伸べる
貴(怖い……また、捨てられると思うと……利用されると思うと……)
真歩は震える
紅「大丈夫じゃ。私は真歩を見捨てぬ。何があっても、絶対に」
貴(この人……信じられる眼をしている……信じて……いいのかな?)
真歩は紅葉の手を握る
紅「決まりじゃな。私を信じてくれてありがとうな」
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真歩(プロフ) - いんぬさん» 返信が大分遅くなりすみません!面白いと思えるように私も頑張ります! (2021年10月17日 15時) (レス) id: 5612944a86 (このIDを非表示/違反報告)
いんぬ - おや、面白い展開ですね!どうなるのか楽しみです! (2021年9月19日 9時) (レス) id: 3054240f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜姫 | 作成日時:2021年9月15日 23時