【銀魂】沖田隊長。 (ページ10)

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「守れなくてすまねえな･･･。」

『フフッ･･･。気にしてませんよ。』

「せめて･･･話がしてぇな。」

『･･･話してるじゃないですか。』

「そっちはどうですかィ？」

『･････楽しい。楽しいんですけど･･･さみしいんです。』

「お前ことだから、さみしいとか言ってるんだろィ？」

『本当にっ･････さみしくてさみしくて･･･っ･････沖田隊長に会いたいんです･･･っ！』

「･･･いつか会えるから、首長くして待ってろィ。」

そう言って沖田隊長は私のお墓の上に手を乗せた。

その動作は、私の頭を撫でているようで･･･

どうしようもなく涙が出てくる。

『女の子を泣かせるなんか最低ですよ･･･隊長。

･････待ってますから。必ず待ってます。』

隊長は目尻に涙を溜めて立った。

「･･･じゃあな。ちょっとは俺のこと思い出せよ。
俺が思い出してやってんだからよ。」

『いつも思ってますよ。大丈夫です。』

そう言って沖田隊長は、あの時言えなかった言葉を言ってくれた。

「＿＿＿＿＿＿＿。」

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