優しく歪に蕩けるように【ツイステ】 (ページ6)

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ラスボスじゃんページ6

リドル「ふーん、今夜はオクタヴィネルに、だって？」

トレイ「随分と楽しそうだな？」

ケイト「何こいつら、邪魔なんだけど？」

紫桜「せ、先輩方…！」

助けてくれとは言ったけど…

タイミングが絶望的すぎる

リドル「ボクの可愛い紫桜に手を出すなんていい度胸じゃないか…全員まとめて首を跳ねてやる!!!!!!!」

リドル「首を跳ねろ(オフ・ウィズ・ユア・ヘッド)!!!!!!!」

その場にいた全員ートレイ先輩、ケイト先輩と私以外ーに首輪がついた

トレイ「紫桜、もう寮に帰ろうか」

ケイト「そうだね、紫桜ちゃんにはちょーっとお仕置が必要だよね」

リドル寮長が手錠と足枷、そして口枷を私につける
そのままお姫様抱っこでトレイ先輩に運ばれている
これじゃ動けない

ケイト「ふふっ、紫桜ちゃん。ちょっと待っててね…はい、リドル君！」

そう言ってケイト先輩がリドル寮長に渡したのは怪しげな液体の入った注射器

紫桜「！？んーっ！んんん！」

怖光のない目で優しく微笑みながら私に近寄るリドル寮長

いや、怖い
それでもこんな格好じゃ嫌々と首を振ることしか出来ない

私の腕に注射器をさして注射器の中の液体をつーっと注ぎ入れる

自分の中に何かが入ってくる、変な感覚

…気持ち悪い、気持ち悪さと同時に心地よい眠気が襲ってくる

リドル「おやすみ、愛してるよ。ボクのお姫様(プリンセス)」

薄れゆく意識の中で最後に見たのはリドル寮長の慈しむような優しく狂った微笑みだった