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目「名前、なんて言うんですか？」
無言で歩きながらついて行くと、突然振り返って名前を聞かれる
『えっと…AAです』
目「部署どこっすか？」
『…広報部です』
目「広報か…あ、着きましたよ」
『すいません、ありがとうございました…』
待って、この人先輩なの？でも身長高いし、なんか仕事できそう
先輩だったら申し訳ないなあ
目「広報まで送ってくんで、待ってますね」
営業部の入口で待っていてくれる目黒さんを置いて、私は営業部へ足を踏み入れる
向「あら？！どしたん？笑」
『これ、宮舘さんから』
通りかかった康二が気づいてくれて、手に持っていたファイルに入った紙を渡す
向「一人で来たん？」
『はじめてのおつかいじゃないんだけど…』
向「そうやな笑」
『でも、あの、目黒さん？って方に連れてきてもらいました…』
向「んえ？目黒？おぉ！めめ！」
入口で待ってもらっている目黒さんの方を見ると、康二がめめ！と呼び始めた
また知り合い？
『もしかして知り合い？』
向「俺たちの同期！めめかっこええやろ？」
『同期？え！敬語で話してた…でも関わりないし…』
目黒さんは同期だということが発覚し、康二の顔の広さに驚いていると
「どうしたの？」
康二の後ろから顔をのぞかせて出てきた深澤さん
向「あ、これ、舘さんからやって！」
「今日休みっしょ？」
『だから預かってきました』
「そっか笑あんがとね」
ファイルを持ち上げて笑ってくる
それから康二はめめ〜と言いながら出ていき、また深澤さんと二人きりになる
「あの長身の子に案内してもらったの？」
『…はい、間違えて経理の方に行ってしまって…笑』
「ふはっ経理逆じゃん笑」
『うろ覚えだったので…あ！もう戻りますね』
不意に目に入った時計を見て、広報部へ戻るため営業部を後にする
目「あ、戻ります？」
『うん、でも大丈夫です、一人で戻れるので』
目「いや、送っていきます、なんか怖いんで笑」
怖いって、いくら私でも戻るくらいの能力はあるつもり
『いや、本当に大丈夫なんで！』
むきになって走って帰ってしまった
今度はちゃんと広報部についたけど、怖いって失礼すぎない？方向音痴だけど…
橋「Aちゃん、ありがとね、助かった笑」
『いえ、全然笑』
さっきの事で気は乗らないけど、仕事に戻った
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
