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橋「あ、経理部から資料持ってきてくれた？」
『はい…これ、ですかね…？』
橋「そうそう、重かったでしょ、ありがとね笑」
名残惜しい気持ちになりながら深澤さんに別れを告げ、広報部へ戻った
すると待っていたかのように橋本さんが駆け寄ってきてくれる
橋「これ、この経理の資料欲しかったの」
『次の社内報ですか？』
橋「うん、それとスライド作る為に必要なの」
最近では社内報を作る為にドタバタ
資料室からあれ取ってきて、○○部からあの資料持ってきて、この文章短くしといて、とか
特に取ってきてと言われると一番困ってしまう、どこに何があるか未だに分からない私だ
迷いに迷いまくっています
橋「あ！この資料…渡しといてって言われてたんだった…」
『どうかしましたか？』
さっき私が持ってきた資料を見ながらファイルに入った違う紙を見つめて悩み始めた橋本さん
橋「これ、今日休みの宮舘さんに頼まれてたの…営業に渡しといてって…」
『あぁ、私持っていきますよ！』
橋「助かる、ごめんね今日雑務ばっか任せちゃって」
『いえ、大丈夫ですよ』
そしてまた広報部を出た私
引き受けたはいいものの…営業部どこだか分からない
自分から迷いに行ってるようなものだよね…
一度営業部には行ったことはあるけど、明らかな道筋を覚えていない
『多分まっすぐ』
うろ覚えの道を行き来していたら、なんということに経理部の前へ
経理部に用がある訳では無い
「うちの経理に何か用ですか？」
『あ、えっと…すいません…』
身長が明らかに高い黒髪の男性に会い、ファイルをぎゅっと握りしめて横を通り抜けようとした
不審に思ったのかその人は声をかけてきて、近づいてくる
「なんかすいません、俺目黒って言います」
『あ、…目黒さん…』
目「どこか行こうとしてます？」
『えっと…営業部に…』
突然の自己紹介に名乗るのを忘れてしまう
目「営業部ならあっちっすよ」
目黒さんが指した方向は右方向
私が向かおうとしていたのは左方向
目「ふはっ連れて行ってあげますよ笑」
『…ありがとうございます…』
今思い返してみれば、私が道に迷った時誰かに必ず助けて貰っている気がする
ごめんなさい…って心で思いながら彼について行く
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るな(プロフ) - そうでしたか、お2人が幸せになってくれたらいいなと思います。続き楽しみにしております。 (2022年8月15日 0時) (
レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！少しドロドロしたものも混ぜてみたくなったもので…笑 (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます！更新遅めですが、これからもよろしくお願いします (2022年8月12日 23時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話楽しみに読ませて貰っています。どのお話にもこういう性格クズな怖い女性っていますよね。邪魔しないであげて欲しい、2人の幸せを見届けたいです笑笑続き楽しみにしております。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page33 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白いです。良かったですよ。私も小さな職場ですけど、できるですが〜ができるですかね。続き待ってます。 (2022年8月9日 2時) (レス) @page23 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年8月4日 19時
