７話 ページ7
「一緒に逃げよう」
彼の口から出た言葉には、
私も優一郎くんも固まった。
いや、私は関係ないか……
「もちろんAちゃんも。」
『』
「大丈夫、このミカエラ様にまかせなさい！」
……
外の世界に、出れる。
ギシッ
「どうしたの……？まだ起きてたの？」
あれ、起こしちゃったか。
申し訳ない……
「……優ちゃん、この子は？」
彼女は私に気づいて小首をかしげた。
「この子はAちゃんって言うの、僕たちと同じ年なんだよ。」
私が言う前にミカエラくんが説明してくれたようだね。
「Aちゃんかぁー、よろしくね」
『うん、よろしく』
「あ、優ちゃんカレー食べてくれたんだー」
彼女がこのカレーを作ってくれたのか！
ありがたや、とても美味しかったよ……
「……わかったよ！行こうぜ。」
「うん！」
「Aちゃんは？行こうよ！」
この２人は……
輝いているね。
それに比べて私は、何もないよ。
私は、
行くべきじゃない……
『……ごめんよ、私は行けない。』
「なんでだよ、A！」
「優ちゃん！」
この子達は、前に進んで行くんだね
太陽の光を浴びたいのは
私じゃない
彼らだったんだね。
でも、私だって
見守るぐらいは許してくれるかい？
『見送りは……させて。』
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こはぎ餅(プロフ) - 朔夜さん» つこぉ！ありがとう！ (2015年9月5日 13時) (
レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Twitterからきたどー！完結おめでとう(＾ω＾) (2015年9月3日 20時) (レス) id: f9106dd041 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 赤猫さんさん» ありがとd(・`∀・´)b (2015年8月23日 0時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん - 完結おめでと（*´∇`） (2015年8月23日 0時) (レス) id: ca8eee0d38 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 悠凪さん» 悠凪さんんんん！！！！ありがどうございますうぅう！！！また会いましょう！ (2015年8月1日 10時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはぎ餅 | 作成日時：2015年5月15日 0時
