４話 ページ4
ミカエラside
「今夜も僕の館に来るのかい？」
「はい、お願いします！」
「いい子だね、君の血はおいしいから大歓迎だよ……今日はそっちの子達も来るのかい？」
フェリド様の視線は
優ちゃんと走っていく子供達に手を振っている
あの子にそらされた。
「はぁ？行くわけ……」
「彼は恥ずかしがり屋なので、また。
彼女は…………あれ？」
その場所に彼女の姿はなく、
そのかわり少し先に彼女の後ろ姿が見えた。
「クスッ、いつでも待ってるよAちゃん」
……
「てゆーか優ちゃん、あんま無理しないでよ。さっきのは本当に危なかったよ。」
優ちゃんが少し先を歩いて
何か言おうとした時。
「……ねぇ」
ほんの数分前に聞いたことのある
女の子の声が響いた。
「「！！」」
そこには、
大きなリュックを背負った彼女が優ちゃんの前に立っていた。
『黒髪少年や、食べる物は食べないと死ぬよ』
そう言って彼女は優ちゃんに、
赤くおいしそうなリンゴを渡した。
この子、
さっき優ちゃんが容器が投げ捨ててたとこ見てたのかな。
『じゃあ……』
また彼女は歩き出した。
「なんだアイツ……」
シャクっとリンゴを食べる優ちゃんを横目に
「たしかフェリド様に、この地下を歩き渡る女の子がいるって聞いたことあるよ。」
たしか
『運び屋』
フェリド様はそう言ってた。
もしかして彼女がそうなのかも……。
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こはぎ餅(プロフ) - 朔夜さん» つこぉ！ありがとう！ (2015年9月5日 13時) (
レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Twitterからきたどー！完結おめでとう(＾ω＾) (2015年9月3日 20時) (レス) id: f9106dd041 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 赤猫さんさん» ありがとd(・`∀・´)b (2015年8月23日 0時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん - 完結おめでと（*´∇`） (2015年8月23日 0時) (レス) id: ca8eee0d38 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 悠凪さん» 悠凪さんんんん！！！！ありがどうございますうぅう！！！また会いましょう！ (2015年8月1日 10時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはぎ餅 | 作成日時：2015年5月15日 0時
