３話 ページ3
ズズ……
『おぇ、まっっず……』
いつも配布されるこの液体みたいなジェルみたいなやつ……
やっぱ不味い
吸血鬼どもめ……料理下手くそすぎるでしょ。
近くにあったゴミ箱に空になった容器を捨てて大きくのびをする。
ふと見えた天井は、やはり石。
空ぐらい見せてくれたっていいじゃないか
とても息苦しい………ここは。
「俺は家畜じゃない！！！」
どこからともなく聞こえて声……
皆そうさ、
元気だね黒髪少年よ
『ん……？』
足元を見ると、可愛いラクガキがあった。
うん、楽しそうでなにより……
近寄ろうとした時、
前から吸血鬼どもが、平然と子供をたちを踏んでいる光景が目の前で起きた。
『―――っ！』
クソ野郎と言いかけた時、
あの黒髪少年が吸血鬼に掴みかかっていた。
おう、よくやってくれた。
金髪少年よ、彼が死なないように上手くやっておくれ……
心でそう思い、私は子供達の所へ駆け寄った。
『大丈夫？……痛いの？』
子供達は「痛い痛い」と泣いていた。
可哀想に……
私はリュックから『こんぺいとう』を取り出した。
小さな布の袋に入ったこんぺいとうが揺れ、
ジャラジャラと音がした。
これは私のお得意だ、
子供をあやすには甘いものが一番なのだ。
『……口、開けてみて？』
「うっ……ひっく…………」
口を開けた２人にぽんと、こんぺいとうを投げ入れた。
さぁ、泣きやんだ所で彼らの方も
フェリド様の登場でまるくおさまったみたいだね。
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こはぎ餅(プロフ) - 朔夜さん» つこぉ！ありがとう！ (2015年9月5日 13時) (
レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Twitterからきたどー！完結おめでとう(＾ω＾) (2015年9月3日 20時) (レス) id: f9106dd041 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 赤猫さんさん» ありがとd(・`∀・´)b (2015年8月23日 0時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん - 完結おめでと（*´∇`） (2015年8月23日 0時) (レス) id: ca8eee0d38 (このIDを非表示/違反報告)
こはぎ餅(プロフ) - 悠凪さん» 悠凪さんんんん！！！！ありがどうございますうぅう！！！また会いましょう！ (2015年8月1日 10時) (レス) id: 5ea69e8bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはぎ餅 | 作成日時：2015年5月15日 0時
