検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:152,738 hit

第30話 仲直り…かな? ページ34

さつきは涙をボロボロ流しながら、私にずっと謝っている。
そんなこと、しないでほしい。



私はさつきを恨んでなんかない。バスケ部にいて、知らなかったことを知り逆に尊敬したんだよ?



たしかに、羨ましいなとか思ったとこはある。
でもそれ以上に私はさつきが大好きだから。



思ったことを、そのままさつきに全部伝える。



「A〜!!」



さつきは勢いよく私に抱きつく。
それがくすぐったくて、心地よくて。



そっと、さつきの背中に手を回す。



「私こそごめんね。勝手に自己嫌悪してさつきを避けたりして……。」

「ううん、大丈夫。」


私のせいで、私たちの関係はこじれてしまった。



それが何年も続いて、苦しくて嫌で、でも人と接することが怖くて。

まだ、完全に怖さが薄れたわけじゃない。



それでも、さつきと分かり合えたことが嬉しい。
美羽先輩と打ち解けられたことが嬉しい。



今までの自分がバカとか思ったけど、これも大事な経験の一つだと捉えよう。

何事も、ポジティブに……ね。



「美羽先輩、ありがとうございます。」

「いいのよ!二人が仲良くしてくれた方が嬉しいわ。」



美羽先輩は、とても優しい人だ。



関係ない私なんかの話を聞いてくれたし、解決にまで導いてくれた。
こんなに良い人、そうそう出会えない。



今日一日で、たくさんの出来事があったな……。
今考えたらすごいことになってる……。



「おい何やって……って、本当に何やってんだよ!大丈夫か?!」



体育館の入り口から、聞きなれない男性の声が聞こえた。
どうやら休憩時間になっているらしい。



まぁ、何をやっているのか確認しようとしたら泣いてる人が二人もいて抱き合っているんだもの。
驚かないわけない。



「そろそろ行きましょうか、修造がうるさくなると面倒だわ。」



私たちはタオルとドリンクを持ち、体育館に入っていった。



ーーーーーーーーー

いや〜……。グダグダですね!もう嫌になってしまいますわ!

1日にイベント詰め込みすぎましたね……。

こんな急展開にもお付き合いください。
すみません!!!!!(だれか文才分けてくださいよ。)

新作→←第29話 姉のした事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (132 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
323人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

七瀬(プロフ) - Flower*さん» ありがとうございます!お気に入り作者も?!頭が上がりません……!ありがとうございます、頑張ります! (2017年10月27日 22時) (レス) id: e2cb3a14fd (このIDを非表示/違反報告)
Flower*(プロフ) - とても面白いです!なんとも語彙力のない表現ですが、文がとても綺麗です!お気に入り作者にも登録させていただきました。更新も受験も両方頑張ってください! (2017年10月27日 22時) (レス) id: 4d95f4e8a2 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - ミクロコスモスさん» ありがとうございます!私だってそんに文才ないですよ(汗)でも、ありがとうございます、とても励みになります! (2017年10月22日 13時) (レス) id: e2cb3a14fd (このIDを非表示/違反報告)
ミクロコスモス - この作品、すごく面白いです!!ファンになってしまいました!そんな文才が欲しいです……!えと、更新頑張ってください、応援しています! (2017年10月22日 11時) (レス) id: 917bdd96ab (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 分かりました、アドバイスありがとうございます! (2017年10月18日 22時) (レス) id: 21d4fb13d4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七瀬 | 作者ホームページ:ありませんわ  
作成日時:2017年9月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。