ようこそ、霧崎第一バスケ部へ！ ページ8
黒子side
やっぱり、広いですね。この学校は
火:「しかし、こうも速いとはな。」
黒:「そうですね。」
次の日に会長さんに話したら、一週間もしないうちに転校の手続きができました。
貴1:「あっ、いたいた。」
黒:「こんにちわ。」
貴1:「こんにちわ、黒子くん火神くん！」
火:「こんにちわッス////」
どうして火神くんは、女性が苦手なのでしょうか？それに、雪乃さんはとても可愛らしい人なのに。
貴1:「それじゃあ、理事長室に行こう。」
黒:「はい」
火:「お、はいッス」
火神くんの敬語もどにかならないのでしょうか？
理:「....と言うことです。わかりましたか？」
黒:「はい、どうもありがとうございます。」
霧崎第一には、寮があるそうです。すでに寮が使える手続きを取ってあるそうです。さすが、会長さん。仕事が速いですね。
貴1:「それじゃあ、バスケ部に行こう。」
火:「おう、じゃなかった、はい」
貴1:「別にタメでいいよ。」
火:「本当か!?」
貴1:「うん、いいよ。」
なんか、火神くんだけ特別みたいですね。
貴1:「黒子くんもタメでいいよ。」
黒:「そうですか、でも基本的に敬語なんです。」
貴1:「そうなんだ。」
貴1:「花宮くん、お待たせ。」
花:「やっときたか。色々やってもらう事が....」
黒:「どうも、こんにちわ。」
火:「こんちわッス」
やっぱり、顔をしかめましたね。まぁ、仕方ありません。霧崎第一のバスケと僕らのバスケは、違い過ぎますから。ラフプレーが大切な霧崎第一。正々堂々のチームプレーが大切な誠凛。
花:「雪乃、こいつら....。」
貴1:「誠凛から、転校してきたんだって。バス
ケ部だったし、こっちのバスケ部...」
花:「あのな、雪乃。」
なにやら、嫌な雰囲気がしてきました。
黒:「雪乃さんは、何も悪くありません。」
火:「あぁ、俺らが案内してもらったんだ、で
す。」
貴1:「みんな....？」
古:「ちょっといいか？」
貴1:「うっ、うん」
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革ベルト
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作者名：湊 汐風 | 作成日時：2013年5月3日 13時
