【鬼滅の刃】今世でも三兄弟がいるらしい、それに元は鬼狩りと鬼なんだとか

あねの独白 ページ5

「……で、何故私をここに連れてきた」



着いたのは近所のカフェ
無惨は不機嫌そうに私を見つめた




「うーん…話をするため」


「そんなのは分かっている…

お前は……今世も私が憎くは無いのか」


地獄で絞られたらしい無惨は少し、本当に少しだけ悲しげにそういった



「んー…前世は確かに憎くて仕方なかった…でも今世は今世、あんた反省してるらしいし。

もうなんとも思ってないわよ」


「！……そうか…お前、俺の事務所に来ないか？」




いきなり一人称が変わったのとかそういうのは全く気になるまい

なんといったこの男……？




「……は？」


「だから、私の事務所に」


「…私は中三だぞ？」



知ってる。と無惨は頷く
こんな女のどこがいいのか全く分からない


「私別に顔も良くないしセンスも無いぞ」


「顔に関してはお前そんなこと言うと怒られるぞ。

センスに関してはいらん、俺が育てる」


「……どうしても？」




私はそう無惨に聞く

あ、なんか流されてる…？もしかして私ながされてる…？


「どうしてもだ」


「…別にいいけど……ほんとにセンスないからね」


「あぁ、なら早速俺の事務所に行くぞ」




ばんっと立ち上がった無惨は私の手を掴む


は？お会計しなきゃ！と私は急いで財布を出すが無惨に会計は要らんと言われてしまう




「……ここに名前をかけ。それで完了だ」


「……」



怪しい…けど言ったものは取り消せない……くそ……




継国Aと名を書く。無惨はそれをとりあげ、プリンターに入れた


「…これ、縁壱にバレたら不味くない？」


「……又お前の弟なのかあやつは」


「うん」


「ええい、どうにでもなれ。お前は今日からここ所属のモデルだ、良いな？」



はい、と私は返事をする。
その日のうちに家に帰らされた


まずい。学校……まぁ体調を崩したことにしよう……




その後から私は鬼舞辻カンパニーで働いた。
気づけば時はすぎて25になっていた
何故か無惨は老けない、何故？今世は完璧に人間のくせに…






……

無惨side


ちょろい、ちょろすぎるぞこいつ……
前世では知らなかったがまさかこんなにちょろいとは…
これはダメだ野放しに出来ない……俺の所に留めておかないといけないと本能が言ってる……





ということでAを俺の事務所に所属させた


1年後には弟の巌勝、黒死牟が姉をおうように入ってきた
矢張り縁壱は完璧に反対、そして産屋敷に行ったらしい


まぁそりゃそうか……ハッ(嘲笑)2人を取られて拗ねたか縁壱

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