プチドッキリ ページ6
泰和「くくっ笑」
『笑うな笑』
無事私は退院して今はお店にいる
泰和に手伝ってもらいながら料理をして
お酒も並べて皆が来るのを待っている
あの日泰和に頼んだのはこの計画の為に
私の事で話があるから店に来て欲しいという
連絡をしてもらうこと。
私がしたらつまらないからね
泰和「…あ、全員集まったから今から来るって」
『ふふっ楽しみだねー』
泰和「…あっ姉ちゃんしーっ」
どうやら電話らしい
泰和「…はい……それは後で話します…。」
さすが私の弟。自画自賛する訳じゃないけど
演技派である…それもなかなかの。
泰和「(隠れて)」
下を指差しながら口パクで言う泰和
OKとサインして裏に隠れる
カランコロン
西園寺「……?」
小日向「どした…なーに??」
木村「……何これ」
泰和「とりあえず飯食ってから話しましょ」
鈴木「そういう場合なの?」
泰和「あ、浅沼さん」
浅沼「………」
蒼井「浅沼さん??」
話を聞く限り今いるのは6人
何も話さない浅沼さんにはきっとバレてる
泰和「とりあえず座ってください」
木村「ねえ泰和…」
うわ…良平怒ってると思っていると
音が切れた携帯に着信が来てブルブルと。
画面を見ると美影泰和の文字
これが皆の元に出る合図
私はクラッカーを持って皆の元に行く
パァン!!
『皆いらっしゃーい!!』
浅沼「やっぱり笑笑」
蒼井「ええ…!?」
鈴木「ぶっ…!!笑」
『ちょっと汚ーい』
「「Aさん!!」」
『ふふっごめんね瑠夏、めぐみ』
2人に飛びつかれてよろけたけど後ろにいる人物に
目線を合わせて微笑みながら言う
『ただいま、良平。』
木村「…おかえりなさいAさん」
その後はパーティ同然。
まあ色んな人に電話して生存報告して
SNSも更新して後日改めてラジオで話すと伝えた
微笑んでいると右手の小指をつんつんする人物が。
『なぁに?』
木村「良かった、サイズ合ってた」
私の手を掴んだかと思えば小指を包む様にして
握る良平にどうしたのと聞く
木村「ずっと心配だったんすからね」
『ごめんねもう大丈夫だから』
木村「良かった…、」
優しいなぁ良平
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