どうやら広まっていた ページ15
『おはようございます…?』
鈴木「お、来た」
『何ニヤニヤしてんの…気持ち悪っ』
谷山「お前良平と付き合い始めたんだろ?」
あーそういう事か。
きっと発信源は江口拓也。
代永くんはきっと黙っていてくれるはずだからね
『だからなんですかー?』
谷山「江口が幸せそうだったって笑ってたぞ」
『やっぱりあいつだった…笑
幸せですよ…今まで感じた事無いくらいに。』
鈴木「なんか雰囲気優しくなりましたね」
『何それ笑』
木村「おはようございますー。」
鈴木「あ、来た来た笑」
木村「何?」
鈴木「付き合い始めたの江口から聞いた」
木村「あいつ…後でシバく。」
『私の分も怒っといてね』
木村「あいつ言いふらしそうだもんな…」
現に言いふらされてるよ良平
木村「あ、はい水。買ってきましたよ」
『くっ笑…あははっ…笑
同じ事するんだね…はいどうぞ笑』
谷山「なんだよ似たもの同士かよー笑」
鈴木「ま、おめでと」
木村「ありがと」
『ふふっ』
ピコンッ
『ん…?あ、宮野くん。
………ほんっとにさぁ…。』
なんて?と携帯を覗く良平にこれ、と見せる
宮野真守江口くんから聞きました!おめでとう!
『………既読無視。』
鈴木「うわひでぇ笑」
『知らなーい』
谷山「おいA呼ばれてんぞ」
『あっはーい!ちょっと行ってきますー』
私のいなくなった場所でこんな会話があったらしい
鈴木「いつ告ったんだよ笑」
木村「この前のパーティの日、酒の勢いでさ」
谷山「酒の勢いで?そんな事あるんだな笑」
木村「でもその後ちゃんと告白しましたよ」
鈴木「どこまで進んでんの?笑」
木村「そういう事聞くなよな笑」
谷山「Aそういうの疎そうだよな」
木村「案外そんな事ないですよ?」
谷山「へぇ…?」
木村「この前頬にキスしたら煽られて。だから唇にしたら好きだよって言われた」
谷山「へぇ…積極的なんだなあいつ」
鈴木「あ、戻ってきた」
『何?』
木村「何でもないよ」
『そう言えば気になってたんだけどさ、
なんで良平たまにそうやってタメで話したり
かと思えば敬語だったり…なんなの…?』
木村「んー何となく…?」
『別にタメでいいのに』
鈴木「俺も仕事以外じゃたまにタメっすもんね」
『そうそう』
木村「じゃあタメにしよーっと」
なんか嬉しそう…ふふっ。
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