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次に目を覚ますとまだうす暗い部屋が視界に入る
時計を見るとまだ4時過ぎ

体内リズムはもう朝方になってしまったようだ。
目が覚めてしまったのでストレッチと便せんを回収する

すると2階から物音が聞こえた
2階のリビングを開けると、三月さんがエプロンをして台所に立っていた。

時刻はまだ5時過ぎ、昨日夜遅くまで起きてたよね…?

「あ、おはよう。今日も仕事?」

『ううん、今日は朝の番組お休みだから…
昨日遅くまで起きてたのにもう起きてるの?』

「はは、ナギにまじこな上映会付き合わされちゃってな…。
今日も一織達は学校だから、弁当作ってやろうと思って」

『さすが、お母さん』

「なんか言った?」

『ううん、あ。お母さん〜コーンスープ飲みたい』

「お母さんじゃないけどな、ちょっとまってて」

そういうとテキパキ手を動かし、すぐにコーンスープが出てきた
手際がいいし、クルトンものっている。満点。

いただきます、と一口飲むと幸せが広がる
まだ薄暗い外、
前には何を作ろうか悩む三月さん、
久々に家庭的な朝を迎えている

「今日は学校行くの?」

『ううん、今日は10時から撮影だからお休みだよ』

「そっか、忙しいのな」

『ちょっとだけね、でもアイナナちゃんもすぐにお仕事たくさん来るよ』

「そうだといいんだけどな〜」

三月さんと話しながら手元を見て料理を覚えようとしたが、
いろんなことを同時進行しており、
私には無理だとすぐに諦めた

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作者名:ReePhantom | 作成日時:2023年10月5日 23時

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