アホ毛で天然なのにかっこよくて優しいとか………惚れちゃうじゃないのォ！！【神威】 (ページ9)

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奈良ハプニング！ページ9

～貴方side～

貴「ついたぁ！」

やっと奈良に着いた！

あぁ…気持ち悪かった…

威「ねぇねぇ、時間までずっと自由だって！」

沖「マジですかィ？
遊びほーだいじゃないですかィ！」

貴「よぉし、回るぞぉ！」

全「おぉ～！！」

神「A！
これ、皆でオソロにしようヨ！」

貴「めっちゃ可愛いじゃない！
いいわよ、賛成！」

妙「Aちゃん、前より笑顔増えたわね^^」

貴「え？」

神「バカ兄貴と仲良くなってから増えたネ。
なにかあったアルか？」

貴「え…何もないわよ？」

私ってそんなに笑顔振り撒いてた？

自覚ないんですけど…

妙「もしかして、神威君に恋してるとか？」

貴「な！////」

んなわけないでしょ？！

と言いたかったけど、言えなかった。

自分でも薄々そうかもって思ってたから。

神「図星アルな(ニヤニヤ)」

貴「そ、そんなこと…////」

妙「じゃあ、神威君と居てどう？」

ど、どうって…

貴「なんか嬉しくて、離れたくない感じね…
でも、口では突き放すようなこと言ってるから後悔するというか……」

妙「それが恋よ。」

貴「……え、えぇ～…」

神「なんでえぇ～…アルか？」

貴「……いや、なにも…」

はぁ…また恋しちゃった…

もうしないって決めたのに。

威「お～い、もう旅館行くって～」

貴「…うん」

私は神威の後ろを歩いていた。

妊婦「よいしょ…」

貴「あ…」

妊婦さんが階段を上がってる…

それにすごい荷物…

私は妊婦さんの元に走った

威「A？」

貴「お荷物お持ちします。」

妊婦「まぁ、ありがとう。」

威「俺も。」

妊婦「ありがとうね。」

貴「…神威は先行ってていいよ？」

威「大丈夫大丈夫^^」

妊婦「優しい人達ね^^」

私達は妊婦さんと一緒に階段を上った。

貴「家は近いんですか？」

妊婦「すぐそこよ。」

威「じゃあ、そこまで持ってきます。」

妊婦「ありがとう。」

その時、妊婦さんは苦しみ出してしまった。

妊婦「うっ……」

貴「ど、どうしたんですか？
大丈夫ですか？！」

私はパニックになってしまった。