トリップした少女は鬼殺隊最強！？参【鬼滅の刃】 (ページ43)

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佰肆拾参ページ43

木刀を取りに行って数十分待っていると、あの時すれ違った炭治郎がやってきた

竈「あ、貴方は…」

『先刻ぶりだな、竈門』

竈「ど、どうも…」

そういって炭治郎は椅子に腰掛け

こっちを向いて話し始めた

竈「あの、さっきとても悲しそうにしてましたが、何かあったんですか？」

『…気になるのか？』

竈「…はい」

『…ただ仲間に嫌われただけだよ』

竈「え…」

『仲間に嫌われたら落ち込むのは誰しも同じだろう？』

竈「一緒ですけど…仲直りしなくていいんですか？」

嫌われたに仲直りも何もないんだけどね

でももう一度仲良くはなりたいぃぃぃぃぃぃ

出来ることならね！さっきからかなり避けてるから絶対怒ってるってばあれは！

『自分でなんとか出来るから、心配しなくていい』

竈「そうですか…あ、あともう一つ！」

『？』

竈「名前を教えてもらってもいいですか？」

なまえ

いずれ知られる事になるけど言っていいのかな…

そもそもなんで名前教えようとしないんだっけ？←

まぁ教えても教えなくても僕にメリットはないしね

『東雲A。それが僕の名前だよ』

竈「東雲…」

すると突然、床が揺れた

何事かと思い後ろを振り向くと、おそらくジャンプして起き上がったであろう伊之助の姿が

嘴「勝負…勝負だ！」

竈「伊之助！飛び起きたらダメだろう？」

嘴「関係ねぇ！そこの女！俺様と勝負しろ！」

竈「そこの女じゃなくてAさんだ！」

『別にいい。それじゃあやるか』

そう言って伊之助に木刀を渡し、互いに向かい合う

審判(？)は炭治郎がやってくれるみたいだ

伊之助は被り物をかぶっていても分かるくらいに周りからキラッキラなオーラが溢れている

竈「それでは

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始め！」