ストーカー~萩花side~ ページ13
萩花「ただいまー」
夏恋「『おかえり!』」
『今日ね!ハンバーグ作った!食べよ!』
夏恋「Aなにもしてないじゃーん!夏恋バーグだよ」
『握ったじゃん』
萩花「握ったって言い方おかしくない?笑
てかどっちでもいいから。」
『久しぶりだね!こうやって三人で食べるの!』
三人で食べてたら突然のインターホン
音にビックリしたのか夏恋の手が止まった
萩花「誰だろ」
夏恋「もう23時だよ、、絶対おかしいって
こんな時間に人が来るわけないじゃん」
『私出てくる!』
ドンドンっと玄関を叩く音が響く
萩花「なに?うるさい」
バタバタとAが玄関を確認しに行く
暫くして聞こえたAの声
『あー!!!流星だぁ!!どうしたの?
萩ちゃーん!お兄ちゃんっ!』
そう言うAの声に安心した表情を見せた夏恋
流星「Aっ!ただいまー!今日ツアー東京やってん!
なんで来てくれへんかったん!」
『仕事やってんから仕方ないやん』
流星「腹減ったー何食べてんの?」
久しぶりに見る流星の顔
萩花 夏恋「「おかえり」」
流星「ただいまー」
夏恋「お兄ちゃん食べる?夏恋バーグ」
流星「食う!」
そんなこんなで4人で食事し
夏恋は「明日早いから寝る」って
お風呂に入って自室に戻った
『あのさー、今日ね。夏恋と帰ってたの
そこの駅で降りてさ歩いて帰ってたら
いきなり夏恋が「走ろ」って言って
手引っ張って走って帰らされたんだけどさ
帰って玄関入ったらすぐドア閉めて鍵までかけちゃうし
なんか手が震えてたからさ何かあったのかなって思って
まぁ、、夏恋は「トイレ行きたかった」って言うんだけど』
萩花「なにそれ」
流星「あーー!!!」
萩花「うっさい。夏恋寝てんねんから!」
流星「そういえば夏恋宛にポストに手紙届いてた」
手紙をポケットから出した流星
藤井夏恋様と書かれた赤い封筒
『誰から?』
流星「書いてない」
『ファンレター?』
萩花「有り得ないから。全部事務所に行くでしょ」
『見ていい?』
流星「彼氏やったらどうすんねん」
『いないから笑』
萩花「彼氏だったとしても今の時代文通?
ありえない!それに藤井夏恋様とか書かないでしょ」
流星「じゃあ、、」
『もういいから!貸して!』
そういいAは封筒を破った
中身を確認したかと思えばAの顔は青ざめてた
萩花「A?貸して」
Aが取り上げた手紙を流星と確認
それはとんでもない内容だった
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作者名:ばし | 作成日時:2017年2月17日 2時