第１８話 ページ18
第１８話
A｢もしもし…有馬さんですか…？｣
有馬｢Aか？？どうした？そんな元気の無い声をして…｣
A｢会えますか…？｣
有馬｢どうしたんだ！？｣
A｢後で話します…。会いたいんです…｣
有馬｢わかった。今、何処にいるんだ？｣
A｢４区の…○○ビルの屋上にいます…｣
有馬｢４区！？かなり危険じゃないか！｣
２人の間にほんの少しの沈黙が走る。
有馬｢今から向かう。そこにいてくれ｣
A｢すいません…｣
((ﾋﾟｯ
有馬は電話をきり、
有馬｢タケ。ちょっと行ってくる｣
平子｢はぁ…どこにです？｣
有馬｢ちょっと愛する人が悲しんでいるんでな｣
平子｢えっ…はぁ…わかりました(有馬さん最近ロマンチストになったよな)｣
有馬は走った。
ただ、ひたすら。
４区へはかなりの距離があった。
だが、有馬はスピードを落とさず走り続けた。
愛しい人が消えてしまいそうな…
そんな気がしたからこそ…。
彼女の声がもう、消えそうだったからこそ。
〜〜〜
A｢有馬さん。来てくれたんですね。ありがとうございます｣
有馬｢あぁ…それでどうしたんだ？｣
A｢私はかつてあんていくという喫茶店で働いていました。私が泣いていた所です。ご存知ですよね｣
有馬｢あぁ。｣
A｢私は確かに裏切られました。でも、アオギリとして…かつての仲間達を襲撃するなんて出来ない。それに…タタラはリゼの匂いがする奴と言っていた。つまりは金木君なんです…。私の大学での友達なんです…｣
Aはﾎﾟﾛﾎﾟﾛと涙を流す。
有馬はそんなAを抱きしめた。
有馬｢大丈夫だ。襲撃が終わるまで一緒にいてやる｣
A｢あ…りまさん…。いつもありがとうございます｣
Aの瞳は赤く腫れ上がっていた。
✾✾✾
お気に入り登録50人ありがとうございます！
それに7000hitも行きました！
本当に感謝しています！
Aちゃん仲間に未練タラタラですね汗
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クロユリ(プロフ) - ★黒猫白猫☆さん» コメント有難うございます！主人公強いですよｗ (2015年5月18日 20時) (
レス) id: b017a8baac (このIDを非表示/違反報告)
★黒猫白猫☆ - まさかの瓶兄が迷子になって帰ってきたら倒れたぁー！？恐るべし主人公…w (2015年3月16日 22時) (レス) id: 4a69da1877 (このIDを非表示/違反報告)
クロユリ(プロフ) - 桃華@ボード見てねさん» コメントありがとうございます！面白いなんて…そんな…！こらからもよろしくお願いしますね♪ (2015年1月25日 22時) (レス) id: b017a8baac (このIDを非表示/違反報告)
桃華@ボード見てね(プロフ) - 更新頑張って下さい！！とっても面白いです！ (2015年1月25日 15時) (レス) id: 9e2a0a199c (このIDを非表示/違反報告)
クロユリ(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます！アオギリ大好きなんですよ！名無しさんの小説読んでみますね！ご紹介ありがとうございます！ (2015年1月19日 17時) (レス) id: b017a8baac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロユリ | 作成日時：2014年12月23日 23時
