カナちゃん ページ7
玲於side
矢野「ほんと久々じゃん。」
A「2年ぶりくらいですよねっ」
矢野「そんなもんかな。まあ俺は雑誌でたまに見てたけど。笑」
A「え、やだな。」
高校のとき
俺と矢野が仲よかったから、矢野のやつ、自然とAとも仲良くなっちゃってさ。
Aの友だちの
なんだっけ、……カナちゃん？と、4人で遊んだりしてたんだよね。
矢野「なんならさ、カナも呼んじゃう？久々に4人集まろうよ。」
A「あっそうしよそうしよ。ラインする！」
そっからカナちゃんが来るまで思い出話に花咲かせてた。
俺が仕事でいない間の話とか、すげー楽しそうにしてくんの。
ほんと、なんだよ。
2人で仲良くしやがって。
矢野「あ、玲於怒った？笑」
玲於「……べつに。」
A「べつに、って。笑」
…ほんっとムカつく。笑
コンコンっ
控え目に鳴ったノック音。
矢野「はーい！」
店員さんかなって思ってたら、ドアが開いて顔だしたの
すげー懐かしいカナちゃんだった。
カナ「お、お久しぶりです…」
矢野「うわ、久しぶり！」
A「カナちゃんっ」
ぺこぺこ頭下げて、矢野の隣座ってる。
玲於「……お前もこれくらい謙虚に生きろよ。」
A「えっ、わたし謙虚じゃない？」
玲於「ノックもしないでズカズカ入ってくる奴のどこが謙虚ですか？」
A「…うるさいなあ、もう。ネチネチネチネチ…」
玲於「はあ？俺はAのためを思って…」
矢野「せっかくカナ来てくれたんだから喧嘩すんなよ。笑」
矢野のひとことでなんとか収まる。
ったく、Aのせいだわ。
カナ「佐野先輩、…お久しぶりです。」
突然話しかけてくるカナちゃん。
玲於「あ、うん。久しぶり。」
カナ「…テレビで、いつも見てます。」
玲於「あー、まじ？さんきゅ。」
……てか俺、カナちゃんとそんな親しくねえし。
Aの友だちって印象しかない。
今も、昔も。
それから数時間、みんなでワイワイ騒いで
矢野もそれなりに出来上がっちゃって。
矢野「恋話！恋話しよーぜ！！」
なんて、ガキみたいなこと言い出す。
ほんと、人って酔ったらめんどくさい。
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みなみ - もう、ストーリー書くのうますぎます！ (2016年8月18日 13時) (
レス) id: 9629457cfd (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 待ちきれません(>_<) (2016年1月5日 2時) (レス) id: fdd1380361 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - きなこさんの作品前から見てます！！！とっても好きです、更新まってます！頑張って (2015年12月1日 22時) (レス) id: 426cfae2bb (このIDを非表示/違反報告)
翆(プロフ) - うわあ！続きが気になりすぎます！（笑）大変だと思いますが頑張ってください！楽しみにしてます(*^_^*) (2015年12月1日 13時) (レス) id: 4bc92c19db (このIDを非表示/違反報告)
れぴ - 本当に面白いです！毎日このお話を読むのが寝る前の日課で楽しみでもあります！これからも頑張ってください(^O^) (2015年12月1日 1時) (レス) id: 93fdf964c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2015年11月10日 20時
