お洒落なお店 ページ19
Aside
と、言われ
お店上がったのはいいものの…
A「19時…」
電車を降りてマンションまでの道をとぼとぼ歩く。
晩ごはん食べなきゃ。
うーん。なんか作る気なれない。
A「……どっか食べ行こう。」
くるって方向転換して、駅に向かう。
暫く歩いて適当にお店探した。
さっき誘える限りの友だちにラインしたけど
まあみんなモデルさんだからね…忙しいって断られちゃった。
佐野先輩……
は、ちょっと忙しそうだし。
……もう、ひとりでいいや。
たまたま目についた、お洒落な小さいお店に入る。
照明も落としてあって、
落ち着いたBGMが流れてて
うわあ、適当に入ったにしてはアタリだな。
個室もあるみたいだし。
今度佐野先輩と来ようっと。
カウンターに座ると、人の良さそうなマスターがメニュー出してくれて
A「ありがとうございます」
って、それを受け取る。
……って…うわー、間違えた。
ここバーだった。やば。
ていうかバーにメニューなんてあるのかな、普通。
わたしがお子ちゃまだから気利かせてくれたのかも。
……けど、未成年なんだよね…。
出ようかなあーなんて思いながらパラパラ捲ってたら、
"特製オムライス"
の文字が目に入る。
これならっ
A「あのっ、オムライスください！」
「かしこまりました。」
マスターのおじさん、ちょっと笑ってるし…
やっぱ子どもすぎる。わたし。
けど食べたいから、そんなの気にしない。
暫くお店の雰囲気楽しんでたら、
お待たせしましたって目の前に美味しそうなオムライスが置かれる。
A「お、おいしそう…！！」
「ありがとう。笑」
また笑われちゃった。
けどひと口食べたら、またその美味しさに感動…！！！
A「お、美味しすぎますっ」
ニコニコしてるおじさん。
わたしここ、絶対通う。
．
夢中で美味しすぎるオムライス食べてたら
カランカラン…
って、入り口のドアが開く音がした。
特に気にせず食べ続けてたら、
一個だけ開けて、私の右側に座るお客さん。
．
．
「……美味しい？オムライス。笑」
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みなみ - もう、ストーリー書くのうますぎます！ (2016年8月18日 13時) (
レス) id: 9629457cfd (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 待ちきれません(>_<) (2016年1月5日 2時) (レス) id: fdd1380361 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - きなこさんの作品前から見てます！！！とっても好きです、更新まってます！頑張って (2015年12月1日 22時) (レス) id: 426cfae2bb (このIDを非表示/違反報告)
翆(プロフ) - うわあ！続きが気になりすぎます！（笑）大変だと思いますが頑張ってください！楽しみにしてます(*^_^*) (2015年12月1日 13時) (レス) id: 4bc92c19db (このIDを非表示/違反報告)
れぴ - 本当に面白いです！毎日このお話を読むのが寝る前の日課で楽しみでもあります！これからも頑張ってください(^O^) (2015年12月1日 1時) (レス) id: 93fdf964c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2015年11月10日 20時
