11.優しさ ページ12
・
雅「力抜いて…………そう、ん、…」
「い、………あ…ハァ………あ、」
髪を撫でながら、俺の目見て、って
大丈夫？って
いい？って
その行為１つ１つを、あたしに合わせて確かめながら進めてくれる。
彼の優しさが、痛かった。
「まさ、き………ん、」
途切れ途切れになってしまう、あたしの声すらも
あなたは汲み取ろうとしてくれた。
「好、き…」
雅「へへ……、ダメじゃんそんな、…んぁ、」
あたしの上で、揺れる身体は引き締まっていて
細いのに、最後に強くあたしを抱き締めたその腕は逞しかった。
目が覚めたら、陽はとっくに昇っていて
目の前には、あたしの背中にしっかり腕を回した雅紀が寝息を立てていた。
「……ん、」
少し動いただけで、触れる肌に
昨日の雅紀と自分を思い出すだけで恥ずかしくなった。
雅「……ぁ、A……」
眠そうな声、…そんな声初めて聞いたなぁ。
まだ、互いに何も身に纏わない姿のまま、
雅紀があたしの肩をスル…と撫でるだけで縮こまってしまう。
雅「シャワー、浴びておいで」
「……うん、」
おでこにチュ、と音を立ててキスを落としたら
ふふ、と幸せそうに笑った。
ベッドから、既に昨日見られたはずの身体を隠すように降りると
床に散らばった服と下着が、昨日の行為を思い出させる。
「…………。」
シャワーを浴びる間、
行為前の雅紀の「ありがとう」を
何度も何度も、思い出していた。
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知日(ともび)(プロフ) - ゆかりさん» 更新しましたよ〜！お待たせしました♪ (2017年8月5日 16時) (
レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きをお願いします (2017年8月4日 23時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
知日(ともび)(プロフ) - *-eni-*さん» いらっしゃいませぇぇぇ！！(笑)デレデレですね(´∀｀)さすがeniさん！頭ぽんは破壊力大きいですね♪ (2017年7月28日 14時) (レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ‖●´∀｀.)おじゃましまぁーす♪まぁくんめっちゃ主人公ちゃん好きな雰囲気が出てる♪ でも私は潤くんと幼馴染みの設定であたまポンッ♪された事にやられたぁー(*/∀＼*)(笑) (2017年7月28日 1時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：知日(ともび)
| 作成日時：2017年7月27日 9時
