ワンコの恩返し ページ26
〜黄瀬side〜 7月23日 9:00AM
○△公園集合時間は10時っスけど…
女の子を待たせるなんて、男の恥っス!ということで、オレは1時間前に○△公園に来た
のに、
貴「あ、黄瀬君おはよ〜っス」
…オレのプライドが…←
黄「おはよっスAサン…今日はいい天気っスねフフフフフフフフフフフフフフ」←
貴「黄瀬君こわっ…精神科へ行けwww」
黄「フフフフフフフ…じゃあ、予定より早くなっちゃったっスけど、さっそくデート開始っス…」
貴「あ、うん…今日デート終わった後にでも病院行ってね」←
.
.
.
オレはAサンの手を握って電車に乗り、遊園地へ向かった
しかし、
黄「り、臨時休業…?」
貴「だね(www)」←
そんなぁぁぁぁ…
もう、オレのプライドはズッタズタのボロッボロっス…
貴「黄瀬君…」
黄「なんスかぁ…グスッ」
貴「男がメソメソ泣くんじゃないの!」
ガッ!!!!
黄「へぶっ!」
Aサンに思いっきりチョップされたっス…
この力は女の子の力じゃないっスよ〜←
貴「黄瀬君がどういう思惑で突然、私をデートに誘ったのかは分からないけど…どうせ、前に助けて貰ったそのお礼、とか考えてんじゃないの?」
大体図星っス…
デートに誘ったのは、助けて貰ったお礼っていうのと、Aサンと2人きりで過ごしてみたいっていうオレの下心からなんスけど…
貴「…そういうの気にしなくていいからさ、だから…今日は普通に楽しもうよ!」
黄「Aっち…イケメン」←
貴「えっ…『Aっち』って…引くわwww」
黄「ヒドッwww」
その後オレ達は、臨時休業している遊園地の近くの喫茶店で日が落ちるまでお喋りをしていた
(喫茶店の店員さんには睨まれたけど)とても楽しかったっス
.
.
.
オレ、Aっちの事、前よりもっと好きになっちゃったっスから、Aっちの心を手に入れるために頑張っちゃうっスよ!
39人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:早咲サクラ | 作成日時:2014年5月16日 17時