強引なワンコ ページ23
〜貴女side〜 7月19日 8:00AM
本日、終業式!
明日から夏休みー!…なんて呑気な事は言えない
そう、受験生だから
親が私の勉強のために、8月から来年の3月までマンツーマンで教えてくれる家庭教師を頼んでくれたらしい。
なんでも、とてもイケメンなんだとか…
お母様、お父様、ありがとう。←
私がそんな事を考えて居ると、後ろから肩を叩かれた
振り返ってみると、いつぞやのモデルがいた
モ「久しぶりっスねAサン☆」
貴「モデルさん、本当…何ヶ月ぶりだろ。てか、同じ学校だったの?」(←黄瀬君の存在を忘れていた)
モ「そうっスよ!同じ学校で同じ学年っスよ!」
嘘⁉
じゃあ、芸能人が身近に居たって事…?
知らなかった(全力で)
モ「もしかして、オレの名前、知らなi」
貴「うん知らない☆」
黄「ですよねーwwwオレの名前は黄瀬涼太っスよ!改めてヨロシクっス☆」
貴「うんwwwヨロシクっス☆www」
私がそう言うと、黄瀬君は急にハッとして、アワアワしだした
黄「自己紹介したいわけじゃないんス!オレ、夏休みにAサンとデートしたいんス!」
貴「え?やだ☆」
黄「ヒドッ!!…じゃあ、Aサンと2人きりで遊園地に行きたいんス!」
それって根本的な意味は全然変わってないんだけど…
でも、そこまでデートしたいなら…
けど、何か間違い(例:週刊誌に『熱愛発覚』とか←)が起きないように断ろう
貴「黄瀬君、ごm」
黄「7月23日、10:00、○△公園集合って事で!じゃ!」
あいつ…私の返事も聞かずに逃げやがった
そこまでデートしたいのかな?
(女に)飢えてるのかな?←
まぁ、(週刊誌の記者に見つからないように←)頑張ろっと
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作者名:早咲サクラ | 作成日時:2014年5月16日 17時