【妖怪ウォッチ4++】妖怪探偵団と輪廻の物語〜進展〜【転生】【天野ナツメ】

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ー数十分後、夢の中の暗い空間にてー
ー輪廻視点ー

しばらく飛んでると、妖魔界でも何処でもない、知らない場所まで来た。

エンマ？「なぁ輪廻、お前疲れてるだろ？追いかけっこはもう止めて、早く帰ろうぜ」

エンマは一定の速さを保って追いかけてくる。

輪廻「(そろそろ・・・もう・・・)」

ミヨ・・・イツキ・・・。

誰か・・・。

私を・・・。

諦めて飛ぶのをやめようとした。

その時だった。

ナツメ《輪廻！》

ナツメの声がしたのは。

輪廻「ナツメ……？」

ふと声のした方を見ると、光がさしこんでいた。

輪廻「(彼処から声がした。彼処に行けば・・・)」

でも、また偽物だったらどうする？

本物っていう保証は無いのに飛び込んでも意味がない。

ナツメ《輪廻！

お願い！

私を信じて！》

輪廻「ｯ!」

そうですよ。

私ともあろう妖怪が！

弱気になってどうするというのですか！

輪廻「ナツメ！」

そして私は光の方へ飛んで行った。

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