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書庫からいつも五人でよく会話をする一般家庭でいう所のリビング…ここで言うには大広間だ。
そこで先ほどのよく分かっていないことについて説明をして貰う。
｢ちゃんとAには話さなアカン思っとったんですけどね…ごめんな、話すの遅くなって｣
｢いや、今生きてるんで大丈夫です｣
申し訳なさそうに眉を下げるセンラさんの整った顔が崩れるのが嫌で、口からはそんな言葉が瞬時に出ていた。
｢よし、話すか。まず、お前がここにいるからってここが絶対安全とは限らねぇ｣
｢まあ、俺らが傍に居れば安心なんやけどな｣
｢じゃあ、今日みたいな日はどうなるんですか｣
｢頑張って逃げてもらうしかねぇよなぁ…｣
｢身も蓋もないじゃないですかそれ｣
｢あー！じゃあそん時は俺らのこと呼べ！！｣
身も蓋もないと言ったばかりなのに、これこそどうしようもないじゃないか。
それに何故だか安心して納得してしまう私は彼らに気を許しているのだ。実の両親よりも、学校の知り合いよりも。出会って数週間しか経っていない彼らとの生活に何の違和感も感じなくなってきた。
｢俺ら呼んだらソイツらの頭ぶち抜いて綺麗な顔やったらその顔歪むまで殴ったるわ｣
前言撤回。やはり違和感しかない。
｢ってか、早く話進めてください｣
｢あぁ、あんな、Aはここに居るから命狙われてんねやで｣
｢ここに居るから…｣
｢そ。俺らって結構魔界では強者のポジションに居るからそんな俺らをどうにかして堕とそうって言う輩も居れば、Aを奪いに来ようとしている馬鹿も居るってことだよ｣
人間の私からしたら、先程の吸血鬼もゾンビも何もかも強者であるが、それをさらに超越する彼らは人間じゃ太刀打ちできないほどの強さなのだろう。
そもそも太刀打ちしようとは今の私では微塵も思わなくなっていた。
｢でも、別に私を攫った所で何の利益があるんです？別に私いらなくないですか？｣
｢Aってなぁ、強いんよ！｣
｢へっ？｣
｢それじゃあ意味が全然違って来るだろ。Aは当たり言うて、数百年に一度だけ生まれる人間やねん。その人間が俺らにとっても、魔界にとっても結構重要でな。当たりが居る所の化け物は魔力が相当上がる。それに、人間側の寿命も延びるんや。まぁ、いつかは死ぬけどな｣
前までは｢死ぬ｣なんて言葉何の恐怖にも脅しにも聞こえなかったが、今となっては死ぬのが怖いなんて考えてしまっていた。
それも、きっとこんな変な化け物の彼らの仕業なのだろう。
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ぴの(プロフ) - いやぁーー！！好きですぅぅぅ(泣)正体不明、天才歌い手シリーズの方も、いつも楽しく読ませていただいています！最新、無理しなくていいですが、密かに待ってます！！ (2019年7月14日 15時) (
レス) id: c64bb1fc21 (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - とにかく最高すぎて好きです！！！！！ (2019年3月8日 3時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - うらたさんとセンラさんがかっこよすぎて過呼吸になりかけましたごちそうさまです！！！フワリと大きな袖で包まれるって…！！！！ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞもう呼吸止まった瞬間でしたよええ！！！最高すぎて評価10押したのに既に投票していますって出るんですよ！！！？！ (2019年3月8日 3時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - 口にする辺りあh((( 流石だなってなったし志麻さん何気に夢主ちゃんのこと、あの、怖がるだろ的なこと言っててｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞってなったしいやもうほんと好きすぎて好きすぎてヤバいです(語彙力低下)続き楽しみにしてますごちそうさまです (2019年1月25日 4時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - ｱﾞｱﾞｱﾞ好きですさかたんが走り回って夢主ちゃん探しに行ってそれ止めようとセンラさん追いかけてその後志麻さん怒ってうらたさんが思ったことハッキリ言う構図が…もう…あの、机に手をめっちゃバンバンするくらい悶えましたごちそうさまですそんでさかたん禁句を (2019年1月25日 4時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
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