お調子者２号【宮地清志】

( 5 )ホークアイの使い方。 ページ6

大坪「解散！」



私にとっての部活初日が終わり、私はボトルの片付けをしていた。

案の定仕事は1回で覚え、早々と仕事を終わらせて私はずっと見ていた。


昼間に和成が言っていた通り、緑間くんはバスケセンスがえぐいほど凄かった。
アメリカに居る時に、そこで出来た友人のバスケを見ていたがあんなシュートをする奴は居なかった。


他のキセキの世代もあんな感じで凄いんだろうなぁと少し興味が湧く。
あとで和成の持ってる月バス読み漁ろう。



宮地「A！」

A「はい……ってうわ！！」



呼ばれて振り向くと目の前に飲み物が飛んできた。
無事キャッチし、何かなと見るとオレンジジュース。



宮地「まさか言ってた通り1回で覚えるとはな」

A「へへっ、Aちゃんナメちゃいけないですよ〜。
でも乙女の顔面に缶ジュース投げるのは酷くないですか？」

宮地「高尾が女扱いしなくていいっつってたからな」



鼻で笑う宮地さんに笑顔でニコッと笑って、足元にあったボールを後ろに居た和成の頭をめがけて投げる。

緑間くんと呑気に話していたが、流石和成。
軽々と避ける。



A「ホークアイ使って避けたでしょ！」

高尾「お前もホークアイ使ってんじゃねーか！！まじビックリしたわ」



言い合いをしてると大坪さんがやってきた。



大坪「おお、Aもホークアイ持ってるのか」

A「基本使うことないんであまり慣れてないんですけどね。
使う時なんて体育の授業とか人探しとか…

あとは襲われた時とか？」



なんて言うと周辺の人達が驚く。



A「なーんてね！！
襲われるってより喧嘩だよ喧嘩。
あっちじゃ結構当たり前だった…」



特によく男の子とつるんでいた私は一緒に絡まれて一緒に参戦していた。
よっぽど女子がやるべきことではないのだけれど、まぁしょうがなかったよね。



高尾「…お前あっちで何身に付けてきたんだよ」

A「流暢な英語と喧嘩」

( 6 )英語。__英文修正→←( 4 )バーッと。

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