黄色い人の彼女はあの子

#.出張マン ページ21

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「〜〜〜〜っ、いやや！」





こんばんは、なと……Aです。


今目の前では駄々をこねてるセンラくんがいます。
何故彼が駄々をこねているかと言うと、
明日から彼は出張に行かなければいかないのです。


そう、それだけなのです。



ですが彼にとっては死活問題のようなのです。








『仕方ないよ。頑張って！応援してる！』




「なんでー？！なんでなん！！Aは寂しくないん？俺出張行くねんで？！」




『一生の別れじゃないじゃん……しかも、たった3日だよ……？』




「いやや……無理……」




『大丈夫だよ〜』




「俺が大丈夫やないねん！！」








どうしよう、どないしようって
うんうん唸ってても
出張に行かないといけないことにかわりはない。





「……そうや！！A！！！」





私の肩をガシッと掴んで
センラくんは目をキラキラさせてる




「一緒に住もう！！！」




『うん、？って、え！？』



「住もうや！いつか一緒に住みたいなと思っててん。」




『す、住む？同棲ってこと？いきなりどうしたの？』




「同棲！出張行く時もAに頑張ってって言って欲しいし、帰ってきてもAに出迎えて欲しいなって思った。俺が出張からかえってきたら、一緒に不動産屋さん行こ？」




『え、い、いいの……？』




「いいのって俺から誘ってんねんやから、いいに決まってるやん！Aと一緒に住む部屋探しに行くこと考えたら、出張も頑張れるし。なによりこれから先、家に帰る場所がおんなじなのはめちゃめちゃに嬉しい。」





『せ、センラくんがいいなら、一緒に住みたい』





「ほんま！！！！？」







嬉しい頑張れるってニコニコになったセンラくんがたまらなく可愛い。
一緒に住むのか……ちょっと不安もあるけど、楽しみ。









KI-SENRA保護地区@_

楽しみあると頑張れますね。ははん。






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@a
楽しみとは？？



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@b
なとちゃん関連かなあ〜



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@c
よく分かりませんが頑張ってください！





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