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136話 ページ35

Asiten

意識が朦朧とする



A「ッ…?…はぁ…、はッ…?、」


ふらふらと体をベットから起き上がらせ

足を地面に着かせる


A「…、は、…ぁ゛あぁ゛、…はぁ、」


夢から覚めたような感覚だ

呼吸が難しい

今すぐにでも発狂したい



A「うぅ゛ぅ゛…はひゅ…」


しかし___**//#の為

そんなことはできない


A「…ぅ、…はぁ゛?」


自分の服を見るとさっきまでとは違った服装


黒い長袖を着て

動きやすい半ズボン


足には灰色の靴下


いつものdaggerはない

首に付けてる
白黒のハートの飾りが着いたネックレスは無い


A「…、…ふぅ、…は…」


呼吸が落ち着いてきた


辺りを見渡すと灰色の壁

窓はカーテンで閉じられている


壁には何故か刺さった包丁が1本

床にも包丁が1本


壁には引っ掻いた跡と

子供が描いたような絵が貼られている


床に紙が1枚

読むのはやめておいた

千切られてそこら中に散らばっている紙くず



家具はベットと椅子、小さな棚くらいだった


A「……、はぁ、…」


何も考えられない…

頭がぼーっとする

さっきあった眠気のせいかもしれない



A「…早く…早く…」



俺は棚に近づいて

引き出しを開けた


A「……あ、…」


棚の中の瓶から薬を数個取り出し

ベットの隣にある小さなテーブルにある水で流し込む














A「……あぁ…?」


目が覚めると部屋にいた

部屋の雰囲気には見覚えはある

恐らく皆の誰かの部屋


A「何が…」


inkから貰ったインクを飲んでから記憶が無い

首にいつも付けてる
白黒のハートが着いているネックレスも無い

少し残念かもしれない


A「…リビングなら誰かいる…?…」


ドアに向かって歩いた

ドアノブに手をかけると

ガチッ


開かない___


A「…なんだ、」


外から鍵がかかってる

もしくは開かないように仕掛けが施されてるかもしれない

誰かが来るまでここに居ないといけない様だ


A「……暇」


ドアを壊して行ってもいいけれど

その気になれなかった



不思議



別に困りはしない

誰かの部屋ならいつかは誰かが開けに来る

それに皆の誰かがここに移動させたとしたら

様子を見に来るはず


確信は無いけれど






ここにずっと閉じ込められることは

どうでもいいと感じられた



カチャ…


鍵の開く音がした

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- killer誕生日おめでとう〜!!絵も動画も1人で誕生日おめでとう!!!!って叫ぶのも終わったよ…いつも面白く見させていただいてます!これからも頑張ってください!! (2022年5月10日 17時) (レス) @page25 id: 06688e95b6 (このIDを非表示/違反報告)
♪Smiling demon♪(プロフ) - こんにちは。またもやボクです!続編おめでとうございます!休みの日とかに見るのが楽しみでいつもわくわくしてます!更新頑張ってください!^^ (2022年5月3日 11時) (レス) id: f31f28abdf (このIDを非表示/違反報告)
推しは尊い - 続編おめでとうございます٩(๑òωó๑)۶ 展開が楽しみで夜しか眠れません(*´罒`*) 無理せず頑張ってください٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ (2022年5月2日 21時) (レス) @page8 id: 91ff143695 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜さん | 作成日時:2022年5月1日 8時

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