検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:8,845 hit

131話 ページ30

Asiten



ink「……いいよ」

A「ん…どーも」



了承してくれるとは思わなかった

「関係ないから言わない」

って言って断ると思ってた



…まぁいいか、



ink「僕はソウルが無くて同時に感情もないんだ
でもインクレスだと動こうとも思えないからこのインクを飲んで普段は生活している
でも体の中のインクが切れるとインクレス状態になる」

A「お前も大変なんだな

…そのインクってどう使ってるんだ?」



inkは喋り出すと結構長いんだな

多少は省かれてるとは思うけど



ink「普通に飲んでるね
色ごとに感情が変わるし別に味も何もしない
飲むと感情があるように見える
でもインクを飲むと記憶力が低下するからそれがデメリット

それでも僕はこのインクのおかげで本当にソウルがあるような感じだよ」

A「…そのインクってさ…」

ink「…」



俺が今から言おうとしていることは
4割が好奇心

6割が今後のため…かもしれない

俺は感情が薄い
もしくはあるのかすら分からない

だから気になったんだ



A「そのインク俺にも飲ませてくれ」

もしかしたら感情が戻るかもって

戻らなくても感情があるってことを感じたい

悲しい

嬉しい

怒り

楽しい

喜怒哀楽をまた感じたいだけ



ink「…いいよ、はい」

A「どーも…」



inkから渡されたインク瓶

感情かは分からない



ink「1口でも効果はあるから」

A「へぇ…どんな風になるんだろうな」

ink「言っておくけど、ニンゲンが飲んだら害があるかもしれない」

A「そんなの知ってるさ」



俺は少し期待しながらインクを1口飲んでみた



A「………?、」

ink「どう」

A「…特に何も…」

ink「少し待ったら?」



インクが効くまで少しかかるようだ


インクを飲んだ感想は特に無い

不味くもないし

美味くも無い

変な味だった


水より少しだけドロッとしてた

まぁインクだからか…




…ん、?

なんか…凄いほわほわ…する?


A「…ん?」

ink「効いた?」

A「…ん〜…かも?」



不思議な感覚

嫌とは思わないような…?



A「…これ…なんだろ…?」

ink「その量だと3時間くらいはもつから」

A「どーも〜」



そう言うとinkはインクを床に塗って帰って行った

132話→←130話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:AU , 闇AU , au
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- killer誕生日おめでとう〜!!絵も動画も1人で誕生日おめでとう!!!!って叫ぶのも終わったよ…いつも面白く見させていただいてます!これからも頑張ってください!! (2022年5月10日 17時) (レス) @page25 id: 06688e95b6 (このIDを非表示/違反報告)
♪Smiling demon♪(プロフ) - こんにちは。またもやボクです!続編おめでとうございます!休みの日とかに見るのが楽しみでいつもわくわくしてます!更新頑張ってください!^^ (2022年5月3日 11時) (レス) id: f31f28abdf (このIDを非表示/違反報告)
推しは尊い - 続編おめでとうございます٩(๑òωó๑)۶ 展開が楽しみで夜しか眠れません(*´罒`*) 無理せず頑張ってください٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ (2022年5月2日 21時) (レス) @page8 id: 91ff143695 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜さん | 作成日時:2022年5月1日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。